今回は、読者様から多くのリクエストをいただきました「オフィスの整理術」の第二弾。「見せる収納編」をお届けします。
霞が関オフィスでは、家具のカタログや素材見本帳などを扉の無いオープン棚に収納しています。
オープン棚は、上手く活用することでインテリアのポイントになる一方、収納物が常に見える状態なので、きちんと整理されていないと空間全体が雑多な印象になってしまうことも。
そのため、実用性&おしゃれさを両立させるには、「オープン棚ならではの」ちょっとした工夫が必要です。
今回は、霞が関オフィスで実践している「見せる収納を綺麗に保つポイント」をご紹介します。
【無料ダウンロード資料】オフィス回帰後のいまこそ知りたい!ニューノーマルな働き方オフィスづくりのポイント
▼こちらが霞が関オフィスに設置してあるオープン棚です
見せる収納を綺麗に保つポイント
霞が関オフィスでは、以下のエリアに「オープン棚」を設置しています。
このエリアは、設計や施工を担当する部署のメンバーがメインで使用しており、照明やカーペットなど、オフィスインテリアに関するカタログや見本帳、専門書などを収納しています。
以前はカタログや見本帳は、個人で保管していたのですが、重複保管によりムダなスペースが発生していたことや古いカタログがそのままになってしまっているなどの問題が発生していたため、このスペースで共有物として一元管理することに。
ただ、みんなで使っていると「はじめは綺麗だったのにいつの間にか荒れている・・・」ということがよくありますよね。
そうならないために、事前に綺麗に保つための「運用」と「収納方法」を検討し、実行しました。
運用の工夫
①カテゴリーごとにカタログ管理担当者を決める
カタログを4つに分類し、カテゴリーごとに管理担当者(各2名)を決めています。
カタログの更新(古いカタログとの入替え)などのメンテナンスは、管理担当者が責任をもって実施することで、乱雑になることを防いでいます。
②原則、各メーカー1冊ずつの保管
収納スペースが限られているため、カタログや見本帳は、「原則、各メーカー1冊ずつの保管」とし、閲覧は社内のみで社外への持ち出しは禁止。(持ち出し禁止シールによる抑止)
ただし、年2回行われるカタログ管理担当者による全体会議のタイミングで、利用頻度に応じて保管冊数の見直しを図っています。
収納方法の工夫
①背幅の薄いカタログは倒れやすいので「ファイルボックス」を使う
背幅が薄いカタログは、そのまま棚に入れると倒れてしまい、途端に見栄えが悪くなります。
そのため、背幅が薄く自立しないタイプのカタログは、このようにファイルボックスに入れて収納しています。
探しやすさ、取り出しやすさを考慮し、口が大きく斜めにカットされたタイプのファイルボックスを使用することで、検索性と美観を維持しています。
②「不定形物」は蓋付きの収納ボックスを使う
施工のメンバーが工事現場で着用する作業着やヘルメットなどもこのオープン棚で保管しています。
書類サイズに収まらず、尚且つ不定形な物は、そのまま棚にしまうと散らかって見えるので、蓋付きの収納ボックスに入れています。
収納ボックスにいれるだけで、日々使いやすく、且つ見た目も綺麗に♪
参考商品:コクヨ 収納ボックスNEOS
③飾り棚として活用して空間に抜け感を
オープン棚に書籍をぎっしりと詰め込んでしまうと圧迫感が出てしまう場合もあるので、適度に空間を作ることも綺麗に見せるポイントです。
霞が関オフィスでは、素材見本帳を面で見せることで、インテリアのポイントとして空間に変化を加えています。
以上、今回は霞が関オフィスで実践している「見せる収納術」をご紹介しました
オフィスの整理整頓にお悩みの方、参考にしていいただけましたら幸いです。
【無料ダウンロード資料】オフィス回帰後のいまこそ知りたい!ニューノーマルな働き方オフィスづくりのポイント