オフィス移転やリニューアルを機に、または古くなったために買い替えを検討することが多いオフィスチェア。近年、オフィスチェア市場は多様化し、数多くの選択肢の中から「正解」を見つけるのは容易ではありません。しかし、この選択を一人で抱え込む必要はないのです。
社員参加型の取り組みにより、オフィス環境の改善・構築が「誰かの仕事」から「みんなのプロジェクト」へと変わります。「自分事」として捉え、積極的に関与するようになることで、新しいチェアへの満足度が高まるだけでなく、導入後の運用もスムーズに進むという好循環が生まれるのです。そんな社員参加型で成功するオフィスチェア選びの方法を、実例を交えてご紹介します。
選択肢が豊富すぎるオフィスチェア
いざ、オフィスチェアを選ぼう!と思っても、世の中には様々な価格帯の製品が溢れ、一見するとどれも同じように見えるかもしれません。しかし、1日の多くの時間を座って過ごすビジネスパーソンにとって、オフィスチェアは単なる「座るための道具」ではなく、健康と生産性を左右する重要な投資なのです。安価なチェアは初期コストは抑えられますが、姿勢の悪化による腰痛や集中力低下、さらには早期の買い替えが必要になるなど、長期的に見ると実はコスト高になることも。実際に座ったり、ご使用いただくと、その違いがご体感いただけるので、おすすめです。
みんなで選ぶと満足度アップ!チェア選びの新しいアプローチ
コクヨマーケティングがご移転のお手伝いをさせていただきましたお客様は、チェア選定にあたり、社内で「チェア体験会」を実施。会議室に様々なメーカーのチェアを15脚ほど並べて、1つずつ座って、評価をしてもらう、という形式で行われました。結果として、50名以上の社員のみなさんに参加いただき、1位になったコクヨの「Duora2(デュオラ2)」というチェアをメインチェアとして採用いただきました。
社内のメンバーが決めて、選んだので、社内の評価が高く、全社イベントとして広げたことで、オフィス構築を自分事にしてもらえたことがよかったというお声をいただきました。社内のメンバーと連携できると、その後の運用もスムーズに進められるので、いいですよね。
まとめると、下記のようなメリットがありそうです。
- 一人で悩む必要がない
- 社員の満足度が高まる
- オフィス環境改善を「自分ごと」として捉えてもらえる
実はみんな胸に想いを秘めている?!パフォーマンス向上の隠れた鍵
みなさんのオフィスで、社員の方から「最近腰の痛みがひどいから、チェアを買い換えてよ!」なんてお声があがることはありますか?もしかしたら、みなさん不満を抱えていても、言っても意味がないから・・と胸の奥に本当の気持ちをしまっているかもしれません。それが積もり積もると、パフォーマンスが下がったり、モチベーションの低下も懸念されます。社内のメンバーを巻き込むことで、社員の声を取り入れながらオフィス構築やオフィスの環境改善に取り組むことができると、結果として満足度の高いオフィスになり、結果的に組織全体のパフォーマンス向上につながります。
日々忙しい中で、オフィスチェア選びを一人で抱え込むのはもったいない!「みんなで選ぶ」方式に切り替えるだけで、あなたの肩の荷がグッと軽くなります。社員のみなさんを巻き込むことで、選ぶ手間は分散されるし、何よりみんなで選んだということで、導入後の「このチェア使いにくい!」「なんでこのチェア選定したの」といった問い合わせ対応から解放されます。自分達で選んだチェアなら愛着も湧くし、大切に使ってもらえるので、管理する側も楽チンですよね。
「一人で頑張る」より「みんなで決める」が正解!チェア選びから始める"効率化する仕事術"、ぜひ試してみてくださいね。