コクヨマーケティング本社総務のE.Mです。
今回は、2023年度のグッドデザイン賞を受賞しましたコクヨの商品についてご紹介します。
「グッドデザイン賞」とは?
突然ですが、「グッドデザイン賞」をご存知ですか?
グッドデザイン賞とは、公益財団法人日本デザイン振興会の主催の元、デザインが優れた物事に贈られる賞で、暮らしの質の向上や社会課題の解決にデザインを活かすことを目的に、グッドデザイン商品の選定が毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そしてコクヨでは、毎年いくつかのグッドデザイン賞を受賞させていただいているのですが、2023年度は、特に優れたデザインとして評価されるグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)にコクヨの「スマートなダブルクリップ」が選出されました。
その他、審査委員から高く評価された「グッドデザイン・ベスト100」に、軽やかさとシンプルなデザインが魅力のオフィス家具シリーズ「Any way(エニーウェイ)」が、そしてグッドデザイン賞にはコクヨのプロダクツ13件が受賞しています。
今年は、そんなグッドデザイン賞の受賞品を社員が実際にみて体感できる機会をつくりたいと思い、受賞品をコクヨのオフィス内へ展示することにしました。
今回は、そんな中から
・スマートなダブルクリップ
・オフィス家具 Any way(エニーウェイ)
・はさみとカッターの機能を兼ね備えた「2Way携帯ハサミ<ハコアケ>」
・リビングライクなデザインとワーク機能を両立したチェアー「Liite(リーテ)」
についてご紹介します。
▼霞が関ライブオフィスのグッドデザイン賞の展示
「2023年度グッドデザイン金賞」を受賞「スマートなダブルクリップ」
まずは、「グッドデザイン金賞」を受賞した「スマートなダブルクリップ」をご紹介します!
「スマートなダブルクリップ」は、プロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2018」で優秀賞を受賞した作品を商品化したものです。
2019年のプロジェクト開始から、数々の課題を乗り越え「商品化をあきらめない」というデザイナーと商品担当者の強い想いにより、4年近くにわたり試行錯誤を繰り返し商品化されたものです。
ダブルクリップは資料をまとめる際によく利用しますが、閲覧する時に紙がめくりづらいと感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
このスマートなダブルクリップは、紙をめくる時に角に生まれる三角形の余白と形状を揃える事で、邪魔にはならず資料を留めることができます。手にとってみると、まずはデザインがすっきりしていておしゃれ!従来のダブルクリックのように重たい印象がありません。実際に紙を挟んでめくってみると、紙がきれいにめくれてすっきりと折りたたむことができます。
使い慣れているダブルクリックの中に課題を見つけ、今回こうして新しいデザインが商品化されたことや、今後このカタチのダブルクリックが主流になっていくのかなと想像するとワクワクします。
▼従来のダブルクリックは紙がういてしまってめくりづらい
▼スマートなダブルクリックはスマートにすっきり紙をめくることができます
▼こだわりのパッケージでスマートなデザインがより際立ちます
「グッドデザイン・ベスト100」受賞 オフィス家具シリーズ「Any way(エニーウェイ)」
2019年発売のAnyチェアーは過去にもグッドデザイン賞を受賞させていただいていますが、この魅力を、スツール、テーブル、ソファー、電源ポールなどに拡大した「Any way(エニーウェイ)」シリーズも、2023年度に「グッドデザイン・ベスト100」を受賞しました。
コンセプトは「はずむ。ひろがる。ふくらむ。オフィスをもっと自由でみんなが心地よくすごせる場所へ」で
そんなシーンを思い描きながらデザインしたそうです。
集まった人や目的にあわせて、空間を手軽に変えられる機動性があり、テーブル、ソファー、チェアー、ベンチなどの組み合わせを思いのままに楽しめる製品です。
私が特に心に残ったことは、
「どんな仕事においても最も大切なのは働く人の前向きな気持ち。ワーカー同士の会話の第一歩が軽く楽しくなるようなデザインに拘ったこと、開発者自身もこの「Any way(エニーウェイ)」を心から楽しんでつくったこと」
というグッドデザイン賞でのコクヨ社員のプレゼンの中の話です。
私が在席している霞が関オフィスでも「Any way(エニーウェイ)」はミーティングスペースとして設置していますが、社員がリラックスしてミーティングをしている様子を見かけると、この言葉が思い出され、嬉しい気持ちになります。
▼霞が関オフィスの「Any way(エニーウェイ)」会議にくつろぎが生まれ、自然と会話が弾みます。
※グッドデザイン賞受賞品のオフィス展示は、2024年1月末時点で一旦停止しておりますが、 2024年3月に再度コクヨ品川ライブオフィスに展示予定です。