「この件、ルールどおりにはいかないんだよね…」と営業部から頼まれる一方で、「ルールは守るべき」と管理部から釘を刺される。
「先週の会議で決まったはずなのに...」とAさんが言えば、「そんな話は聞いていない」とBさんが反論する。
こんな板挟み状況、よくありませんか?
そんな私も、日々「板挟みサンドイッチ」の具材になっている一人です。それぞれの意見をしっかり主張されるパンに挟まれて、ぎゅうぎゅう押されている「板挟みサンドイッチ」のハム、いや、レタスでしょうか・・(泣)
結局は双方の話を聞いて対応していくしかないのですが、それにしても度々そんな状況が続くと心も体も疲弊してしまいますよね。
今日は、そんな状況から、心と体のバランスを保つために実践している私の"リフレッシュ方法"をご紹介しますね!
五感スイッチで3分間"心のリセット"
まず、私が実践しているのが「五感スイッチ」です。これは五感を意識的に使って、わずか3分で心をリセットする方法。例えば、窓の外の景色を30秒間じっと見る(視覚)、お気に入りのコーヒーの香りを楽しむ(嗅覚)といった具合で、五感に集中することで、考えを客観視し、気持ちを切り替えやすくする方法です。
今の私のマイブームは、冷感アロマ汗ふきシートとエナジードリンク、ミントタブレットのセットです。先日、自席で汗拭きシートの清涼感を堪能しながら目をつむり「五感スイッチ」タイムに浸っていると、部下から「どうかしたんですか?」心配されてしまいました(笑)
業務時間にできる"ストレッチ"で体をリセット
心が疲弊すると、知らず知らずのうちに肩が凝り、頭が重くなりますよね。
そこで取り入れているのが「肩甲骨ほぐし」です。椅子に座ったまま、両手を肩に置き、肘で大きな円を描くように回します。前回し10回、後ろ回し10回を目安に。これだけで肩周りの血流が改善され、頭もスッキリします。
その他、コクヨマーケティングでは、朝のライブ配信と昼食後の録画視聴で週2回のオフィスヨガを実施しています。「心を整える呼吸ヨガ」「首肩こりスッキリヨガ」など様々なプログラムがあり、忙しい日々の中でも、気軽に運動を取り入れることができます。
最初は気恥ずかしさもありましたが、思い切って参加してみると、頭がクリアになり、体がかなりすっきりしました。チームメンバーにも参加を勧めたところ、数人が既に始めていてとても好評です!
「7割満足」の心の持ち方で自分を解放する
板挟み状態がつらいのは、双方の期待に応えられない自分を責めてしまうからだと思うんです。
何度も板挟み状態を経験して気づいたのは「完璧な解決策はない。全員が7割満足する着地点を見つけることが大切」ということ。この気づきで仕事への向き合い方が変わりました。
今では「ほどよく」を意識しています。全員の要望を100%叶えるのではなく、最重要点だけ確実に押さえ、残りは「今回はここまで、次回に改善します」と伝えると、意外と皆さん理解してもらえるものです。
オフタイムを充実させて心のバランスを保つ
週末の楽しみを持つことも大切です。私は食べ歩きが趣味で、新しいお店の写真をインスタにアップするのが密かな楽しみ。「今週末はあの店に行こう」と考えるだけで、仕事のストレスがすこしだけ和らぎます。たまに、「また美味しそうな店見つけたね!今度教えて」と言われることもあり、それもまた嬉しく、ちょっとしたリフレッシュになっています。
板挟みとの上手な付き合い方
板挟み状態は、ビジネスパーソンなら誰もが経験するもの。それを避けるのではなく、上手に付き合っていくスキルが大切だと思います。皆さんも自分なりのリフレッシュ方法を見つけて、時々「板挟みサンドイッチ」から抜け出す時間を作ってみませんか?
完璧を目指すより、長く続けられる「自分らしい方法」が一番です。皆さんもいい方法があったら教えてくださいね。一緒にがんばりましょう♪