Materiality

サステナビリティへの取り組み

気候変動への対策や働き方・教育など多岐にわたる内容が網羅された国際社会共通の目標で「SDGs」は、今、世界で注目され、国や企業においても様々な取り組みが始まっています。
そうした環境変化の中、コクヨグループは、2022年、サステナブル経営指針を策定しました。

サステナブル経営指針

自律協働社会の実現に向け、
ワクワクする未来のワークとライフをヨコクし、
事業を通じて持続可能な社会を牽引していく。

~地球・社会課題を解決し、活き活きとした「働く」「学ぶ・暮らす」の 実現にむけて活動し、
社会価値と経済価値の両立を目指していく~

そこで、コクヨマーケティングでは、コクヨグループの一員としてこの指針に従い、事業を通じた社会的課題解決への取り組みをさらに加速させるため、「5つのマテリアリティ(重要課題)」を策定しました。
さらに5つのマテリアリティをSDGs11の目標としても捉え取り組みを進めることで、社会に必要とされ続ける企業を目指すと共に、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

コクヨマーケティングの
5つのマテリアリティ(重要課題)

コクヨマーケティングは、事業を通じた社会的課題解決への取り組みを5 つのマテリアリティ(重要課題) に分類しました。

社内外のWell-beingの向上

重点課題 重要課題1 Well-beingの向上
  1. 新しい働き方の提案
  2. ダイバーシティ&インクルージョン&イノベーション
アウトカム イノベーションを生み、多様な人と社会のWell-beingを向上させる
具体的な
取り組み
  1. 新しい働き方の提案
    • ワーカーが生産性高く、心身共に健康に働ける
      「ワークプレイス」の提案を行います。
    • 「WELL認証」取得を支援するオフィス家具の提案を行います。
    • 健康経営への取り組みを行い、「健康経営優良法人」に認定されています
    • ABWなど新しいワークスタイルとワークプレイスを提案し、
      顧客のワークエンゲージメントを高め生産性の向上に寄与していきます。
    • 購買管理システム(ウィズカウネット・@office等)の提案により、
      顧客の環境対応商品購入や購買比率の見える化をサポートし、
      ISO14001認証と維持管理に貢献していきます。
  2. ダイバーシティ&インクルージョン&イノベーション
    • 個人の多様性を尊重しつつ、チームとして生産性・創造性を高める
      働き方(ハイブリッドワーク・FA制度等)を実践しています。

森林経営モデルの実現による事業領域拡大

重点課題 重要課題2 社会価値創出に向けたマネジメントシステム変革
アウトカム 全事業協働で環境/社会に貢献し、共感の輪を広げ社会課題全事業協働で
環境/社会に貢献し、共感の輪を広げ社会課題解決を牽引する
具体的な
取り組み
  • 年に1回全社員対象としたエコ教育をE-learning方式で実施しています。
  • エネルギー使用量を全社員に公開しています。
  • SDGs社員向け講習会を実施しています。

WORK&LIFEの基盤である地球を守るための活動

重点課題 重要課題3 気候危機への対応
アウトカム 多くのパートナーと共に、サプライチェーン全体の活動を通じて社会の脱炭素化に貢献する
具体的な
取り組み
  • 社有車を削減し公共交通機関を推奨、自動車の製造工程から排出されるCO2及び
    営業活動から排出されるCO2の削減に貢献し続けます。
  • WEB商談などの提案手法や働き方を実践することで、
    人的移動に関わるCO2削減に貢献します。
  • SDGs社員向け講習会を実施しています。
重点課題 重要課題4 循環型社会への貢献
アウトカム 多くのパートナー、顧客と共に循環を生み出し「捨てない社会」をリードする
具体的な
取り組み
  • ワークプレイス構築に際し、地震に強いオフィスレイアウトの提案と
    防災備蓄品の提案を進め、有事の際の社会基盤復旧に寄与します。
  • オフィス家具の納品時に利用する養生材のリユースを続けます。
  • オフィス家具引取り時のリユース、リサイクルを行い
    資源の枯渇化防止に貢献していきます。
  • 循環型経済の進展に向け、サプライチェーン全体で
    環境に優しい商材を提供していきます。
重点課題 重要課題5 自然共生社会への貢献
アウトカム 自然資本とバランスがとれた事業活動を行い健全な地球を守る
具体的な
取り組み
  • 自社が実践している取り組みや情報を公開すると共に、
    教育施設の改善に貢献していきます。
  • 琵琶湖の葦を使った名刺を利用し、琵琶湖の水質保全に
    寄与(グループ全体で自然共生社会への貢献)していきます。
  • DXによる働き方改革を実践していき、脱ハンコ・請求書の
    WEB化によるペーパーレスへの挑戦を続けます。

マテリアリティ決定のプロセス

マテリアリティ決定のプロセスを5つのステップで説明した図。STEP1 SDGs注力項目の選定/STEP2 ステークホルダー視点もふまえた評価/STEP3 マテリアリティの選定/STEP4 具体的な取り組みの検討/STEP5 社内承認手続き

マテリアリティの点検と目標設定

一度決めたら終わりではなく、スタート地点と考えています。
マテリアリティの定期的な点検と今後2030年に向けた具体的なチャレンジ目標(KPI)を設定して推進していきます。

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