オフィスの小さな「気になること」を放置しなかった結果・・・

KM霞が関総務M.E

突然ですが、皆さんのオフィスには「なんとなく気になるけど、言うほどでもないかな...」といった小さな不便さはありませんか?

弊社にも、そんな小さな「モヤモヤ」がたくさんあります。でも、その小さな不満や不便をそのままにしておくと、だんだん環境が悪くなって、モチベーション低下にもつながってしまうんです。

コクヨでは、オフィスを「畑の土」と捉えています。土が悪いと、どんなに良い種を蒔いてもうまく育ちませんよね。オフィスも一緒で、環境が悪いとみんなの力を発揮できません。だからこそ私たちは、畑の土のようにオフィスも「日々お手入れすること」で、みんながイキイキと働ける環境をつくることが大切だと考えています。

ゴミ箱のフタ、触りたくない問題

弊社では、そういった考えの元、快適なオフィス環境を維持するため『オフィスカイゼン委員会』を立ち上げています。総務部門を事務局とし、有志の社員を含む10名で構成しています。

先日、この『オフィスカイゼン委員会』で、ある社員からこんな声が上がりました。

「リフレッシュスペースのゴミ箱のフタ、お弁当のゴミが多くて汚れがちだから、直接触るのがちょっと...」

確かに私も感じていました!足踏みペダル式ではないタイプだったので、みんな恐る恐るフタの端っこを持って開けていたんですよね。

数百円の投資で即解決!シンプルな改善アイデア

事務局内で検討した結果、後付け可能な取っ手をフタの上部に設置することに。ゴミ箱を買い替えることなく、たった数百円の投資でバージョンアップ完了です!

ゴミ箱の取っ手設置後、「ありがとう!」「不快じゃなくなった!」といった声を聞きました。自分の取り組んだ小さな改善が、たくさんの人の「働きやすい」「心地よい」に繋がっていると実感できたことで、ささやかなやりがいを感じた瞬間でした。

小さな行動が生む、確かなやりがい

正直、普段の業務は淡々としたものが多く、自分の貢献が見えにくいことがあります。

でも、このオフィスカイゼン活動は、自分のアイデアが形になり、社員から「ありがとう」と言われる瞬間があります。数百円の改善でも、誰かの役に立っているという実感が得られるんです。

限られた時間と予算の中で、すべてを解決できるわけではありませんが、こうした取り組みが、自分の中で、確かな小さなモチベーション向上にもつながっていると感じています。

改善の1つ1つは小さなものですが、小さな工夫と行動で変えられることから始めて、コツコツ積み上げていけるように頑張りたいと思います。

オフィス見学

コクヨ社員が実際に働くオフィス体感いただける「オフィス見学」、オフィスや働き方の課題解決のヒントが満載です。