Wi-Fi全盛期に、あえて“有線LAN”を導入した理由

KM福岡総務K.K

働き方改革が進み、私の在籍する福岡オフィスもすっかりフリーアドレスが定着しました。それに伴い、自席やPC周りの環境もすっきり!“線”に縛られない自由なオフィスって最高!

……と思ってワクワクしていたのですが、ネットワークの世界は時に無常です。

外部環境に大きく左右され、大切なWebミーティングの際に〈繋がりにくい・遅延・輻輳(ふくそう)〉が発生してしまう……。これは我々総務にとって、無視できない大きなリスクになりつつありました。

今回は、そんなオフィス環境のピンチと、本当の備えについてお伝えしたいと思います。

“Wi-Fi全盛期”に忍び寄る、魔のWeb会議トラブル

好きな場所で好きな時間に仕事ができ、毎日違う席でいろんな人と交流できる自由な働き方。

しかし、どれだけ先進的なオフィスになっても、どうしても抗えないのが〈ネットワークの外部環境〉です。 全社一斉のWebミーティングの時間帯や、フロア全体でデータ通信が集中したときの遅延・フリーズの恐怖といったらありません。

「あ、〇〇さん、固まってます!」「すみません、声が途切れて聞こえません!」

大事な商談やプレゼンの最中にこれが起きると、背中に冷や汗が流れますよね。「電波よ、戻ってくれ…!」と祈りながらPCを抱えてフロアを彷徨う姿は、まさに迷子。快適なフリーアドレスの裏で、通信トラブルは業務上の大きなストレスになっていました。

「なんとなく参加」のインフラ体験会で知った事実

そんな中、社内で開催されたオフィスインフラ改善の説明会に参加しました。社員から「お客様との会議で音声が途切れてしまって……」といった報告を受けるたびに、総務としてどうにかしなければと、じわじわ焦りも感じていたからです。 

正直、最初は(フリーアドレスの時代に、今さらLANケーブルの話……?)と、少し怪訝に思っていました。

ですが、説明会でこんな一言にハッとさせられたのです。

「防災訓練で身を守る行動を確認するのと同じで、ITネットワークにも『絶対の備え』が必要です。

自由で便利な無線の裏に、いざというとき確実に繋がる『一本の物理線』を確保しておくこと。

それが業務を止めない本当の備えです」

「知っている」と「いざという時に動ける」が違うように、普段「なんとなく繋がっている」ことと「どんな環境でも絶対途切れさせない」ことは全く別物なんだと、深く納得しました。

総席数の10分の1!あえて設置された“有線LANエリア”の凄さ

とはいえ、フリーアドレスの自由さも失いたくない……! 総務チームが取った施策は、全席を有線に戻すのではなく、〈総席数の約10分の1の場所に、あえて有線LAN(物理線)を敷設する〉という絶妙なものでした。

・絶対に途切れさせたくない重要なWebミーティング

・大容量データを扱う集中作業

・Wi-Fiが混雑する時間帯の緊急避難

こうした場面でサッとケーブルを挿せる“有線LANスポット”がフロア内にできたのです。 実際にケーブルを接続してみると……圧倒的なスピードと抜群の安定感! PCに「カチッ」とLANケーブルがハマる音だけで、とてつもない安心感が生まれます。

有線LANというお守りが、出社と挑戦を後押ししてくれる

最初は半信半疑でしたが、いざ導入されると大好評!社内からはこんな声が上がっています。

「重要な会議がある日も『あの席にいけば確実に繋がる』という安心感があるから、抵抗なく出社して業務ができる!」

「通信途絶の不安が払拭されて、目の前の仕事に100%集中できるようになった!」

まさに、“有線LANというお守り”の効果を実感しています。

便利な無線の自由さを享受しながらも、足元には確実な有線LANという備えを用意しておく。今回の体験を通して、「この会社なら安心して働ける」と素直に感じることができました。

これからもこの快適で安心なオフィス環境をフル活用して、社内のいろんなメンバーと関わりながら、自分自身の業務にも本気で取り組んでいきたいと思います!

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