それ、ちゃんと休めてますか?リフレッシュエリアの意外な落とし穴

ライブオフィス運営事務局

近年、オフィスの中にリフレッシュエリアがある光景も当たり前になってきました。
でも実際に覗いてみると...ノートパソコンを開いて仕事している人、オンライン会議をしている人。「あれ?ここって休憩スペースだったはず...」と思うことも少なくありません。
せっかく作ったのに、本来の目的で使われていない。それ、もしかしたら空間づくりに問題があるのかも!?

問題は「休みにくい空間」にあり!?

ゆるく仕切る

私の在籍するオフィスでも、同じような問題を抱えていました。一番のネックは、デスクエリアから丸見えだったこと。オープンな設計は確かに解放感があってアクセスもいいですが、「休んでいるのが見られている」感覚がすごかったんです。
実際私自身も、少し息抜きしようとソファでコーヒーを飲んでいたら、戻った瞬間に上司から「ちょっといい?」と声をかけられて。別に怒られたわけではないのですが、「見られていた...」と焦ってしまった経験があります。
そこで、ゆるやかに視線を遮る目隠しを設置してみることにしました。向こうがうすく透けて見えるニット素材のパーテーションや、背の高い観葉植物を活用することで、完全個室ではないけれど、適度に仕切られた空間に。「丸見え感」が減っただけで、ぐっと活用しやすくなりました。

コクヨ マニット

多様なバリエーション

空間づくりには、座席も大きく影響します。リフレッシュエリアの席と言えばリラックスできるソファタイプが人気ですが、あまりに大きなソファに一人でドーンと座るのは気まずく、結局誰も使わない・・・なんてことも。
実はコクヨマーケティングのオフィスで人気なのが、一人用のハイカウンター席。「一人でも使いやすい」場所があることで、ふらっと立ち寄れるのが好評です。
どんなかたちでリフレッシュしたいかは、人によって、時と場合によって変わりますよね。窓向きのハイタイプ席、ゆったり座れるソファ、一人用のパーソナルチェア、視線の気にならないブース席など、多様な席を設置してみるのも効果的です。

レイアウト

逆に仕事と完全に分けられるようフロアの端にリフレッシュエリアを設置したけれど、往復するだけで時間がかかり、忙しい時にわざわざ行くのが面倒で使わなくなってしまう、という失敗もあるあるです。
その場合のおすすめは、フロア内に小さめのスペースを点在させるレイアウト。デスクから歩いて1〜2分の距離に、2〜3席程度の休憩スペースが設置されている状態です。「ちょっと気分転換」に立ち寄れる距離感は、同僚との雑談にも最適です。

自分の休憩ルールをつくる

とはいえ、空間が改善されても、結局は使い方次第なところもありますよね。
私が意識しているのは、時間を決めて堂々と行くこと。「3時間仕事が続いたら10分休憩」のように、自分でルール化してしまうんです。
それから、スマホは置いていく勇気を持つこと。ぼーっと窓の外を見ているだけでも、意外と頭がスッキリして、煮詰まっていたアイデアが湧いてくるなんてことも。

「ちゃんと休む」ことが効率化につながる

リフレッシュを意識することで、社員の仕事の仕方にも変化が見られてきました。「休憩を取ることへの罪悪感が減った」「働き方にメリハリがつくようになった」という声が多く聞かれます。ある社員は「パフォーマンスが落ちた状態でダラダラ働くより、しっかり休んで集中した方が効率的だ」と話していて、確かになあと頷いているところです。

「休む」ことが苦手というのはジャパニーズサラリーマンの真面目さでもあり、もったいないところでもあります。リフレッシュエリアは、空間づくりと使い方次第で、私たちの強い味方にもなれば「あるだけ設備」にもなります。
今日この後、5分でも良いので「ちゃんと休む」にチャレンジしてみるのはどうでしょうか?今の課題が見えてきて、理想のリフレッシュエリアへつながる第一歩になるかもしれません。

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