「メンバーの残業が増えている...」「チームの士気が上がらない...」そんな悩み、ありませんか?
私も、管理職になったばかりの身として、日々試行錯誤しています。
正直、自分のモチベーションを保つだけでも精一杯なのに、部下のやる気まで考えるなんて...最初は「ハードモード過ぎるでしょ..」と思っていました(笑)。
でも最近、ちょっとした発見があったんです。忙しい毎日の中でも、たった「3つの言葉の使い方」を変えるだけで、部下のモチベーションが自然に湧き上がる方法。今日は私のそんな気づきをご紹介します。
「どっちがいい?」で選択権を渡す
人は「自分で決めた」と感じると、やる気が2倍になるらしいんです。
「この案件の見積り、明後日までにお願いします」私がよく使っていた指示の仕方でした。でもこれって完全に「やらされ仕事」になってしまうんですよね。
そこで試してみたのが、「この案件の見積り、いつまでに出来そう?」という聞き方。すると部下は「明日の午後までには仕上げます。」と自分から宣言してくれました。
忙しい時こそ、指示を出したくなりますが、ちょっと我慢して選択肢を与えてみる。これだけで「やらされ感」が「自分でやろう」という気持ちに変わります。
「具体的に褒める」で成長を見える化
人は自分の成長を実感できると、次も頑張りたくなります。
以前、部下のプレゼンを見て「前よりはよくなったね」と言ったことがありました。その時の部下の「それだけ?!」みたいな表情は今でも忘れられません(反省)。
そこで意識して変えたのが「具体的な成長ポイント」を伝えること。
「先月と比べて、プレゼンの構成力が向上したね。特にお客様の課題とセットでオフィス空間の提案ができていることがとても伝わったよ」こんな風に伝えたところ、部下の表情がパッと明るくなったのです。
私たちも同じですよね。自分の成長が具体的に分かると、「よし、次はもっと頑張ろう!」って思えませんか?(私も上司に褒められると、未だにやる気が湧いてきます。笑)
「あなたのおかげで」で貢献を実感させる
人は「誰かの役に立っている」と感じると、やる気が湧いてきます。これは評価や報酬よりも、強力なモチベーションの源なんです。
以前の私は部下が”目標達成した時に「達成できたね、よかった」で終わっていました。でも、これだと一時的な満足で終わってしまうんですよね。
今は意識して「君のおかげで、新規のお客様とたくさん繋がることができたよ。お客様のご要望に的確に応え、さらに付加価値を付けて提案できたことで、営業マンとして信頼されたから、この結果に繋がったね」と、具体的な貢献ポイントを伝えるようにしています。
忙しいあなたでも今日から使える「3つのコツ」
「部下のやる気を引き出す」って聞くと、何だか特別なスキルが必要そうに思えますよね。でも実際は、日々の何気ない言葉選びをちょっと変えるだけで、大きな違いが生まれるな、と実感しています。
私もまだまだ試行錯誤の毎日です。つい忙しさにかまけて「早くやって!」みたいな指示的な言葉を使ってしまう日もあります。そんな時は「またやってしまった...」と反省の毎日です(笑)。
モチベーションの上げ方は人それぞれですが、私が実践してみて効果があったこの方法、よかったらぜひ試してみてくださいね。