「オフィスをなんとかしたい」と思いつつ、稟議をどう通せばいいか悩んでいる担当者の方、実は多いんじゃないでしょうか。今日はそんなモヤモヤを一緒に考えてみたいと思います。
「オフィスをよくしたい」だけじゃ通らない、稟議のリアル
この仕事をしていると、「オフィス、そろそろ変えたほうがいいよな…」と感じる瞬間って、ちょこちょこありますよね。でも、いざ稟議を書こうとすると手が止まる。「コストがかかる」「今じゃなくてもいいんじゃ?」って言われそうで、なかなか一歩が踏み出せない…。そんな経験、ありませんか?
実は、私もずっとそうでした。「快適なオフィスにしたい」という気持ちはあるのに、それを経営層が納得できる言葉に変換するのが難しくて。感覚的にはわかっているのに、数字や根拠に落とし込めないもどかしさ、すごくわかります。

新卒社員が教えてくれた、オフィス環境と採用・定着の深いつながり
稟議を通すうえで、私が「これは使えるかも」と思ったのが、新卒社員のリアルな声でした。
私は、幅広く社員の声を聴く、ということを常に意識しています。実際に話を聞いてみると、会社選びの決め手として、給与・やりたい仕事、と並んで、オフィス環境が大きなウエイトを占めているそうなんです。「無機質で閉鎖的なオフィスだと息が詰まる、ストレスを感じた」「明るくて開放的なオフィスだと、ここで働く自分がイメージできた」という声も。
さらに、入社後も「素敵なオフィスで働いている」という誇らしさが、日々のモチベーションや会社への愛着につながっているという話も聞きました。
つまり、オフィス環境は採用力・定着率・エンゲージメントに直結している可能性がある。そう考えると、「オフィスをよくしたい」という提案が、単なる環境整備ではなく経営課題への対応として説明できるかもしれないな、と思うんです。
経営層に刺さる稟議、どう組み立てる?試したい切り口とは
とはいえ、「採用に効く」「エンゲージメントが上がる」だけでは、まだ弱いと感じる方もいますよね。私もそう思います(笑)。
そこで最近、こんな切り口も使えるかなと考えています。
採用コストとの比較
中途採用1人あたりのコストは100万円を超えるとも言われる。オフィス改善の投資額と並べると、意外とコスパが見えてくるのでは?!
会社のビジョン・ブランドとの一致
「挑戦する文化」「風通しの良い組織」等を掲げているなら、オフィスがそれを体現しているか問い直してみる。言葉とオフィスがズレていると、採用でも社内でも違和感が生まれてしまいます。
競合他社のオフィス投資動向
同業他社がオフィスリニューアルに動いているなら、「差をつけられるリスク」として提示できる。攻めより守りの論理が刺さる場面もあるかも。
どれもまだ「試してみたい」レベルの話ではあるんですが、こういった角度から整理していくと、稟議の説得力が少し増すんじゃないかなと感じています。同じように悩んでいる担当者の方がいたら、ぜひ一緒に考えてみたいです。

「オフィスをよくしたい」という気持ちは、きっと社員みんなのためになる想いだと思います。その想いを経営層に届けるための言葉探し、一緒に続けていきましょう。稟議が通った日には、ぜひ教えてくださいね!