【最新事例3選】個室ブースの導入ポイントやメリットをくわしく解説

個室ブースとは、仕切りを設置したブースを指し、大きく「個室型」「セミクローズ型」「オープン型」にわけることができます。本記事では、個室ブースを導入する効果やメリット、納入事例について詳しく紹介します。

個室ブースとは

個室ブースとは、「周囲に仕切りを設置したブース」のことです。 自宅やシェアオフィスなどを活用するテレワークや従来通りオフィスへ出社するオフィスワークを組み合わせた働き方であるハイブリッドワークの普及により、個室ブースを導入する企業が増えています。個室ブースには、オープンタイプや個室タイプなどさまざまな種類があります。

オフィス内にパネル付きの簡易的な集中ブースが2台ある

個室ブースを導入するメリット

個室ブースを導入することでどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で詳しく解説します。
▼ソロワークスペースの設置を検討される企業様が増えています。
ソロワークスペースについて詳しく知りたい方はこちら

ソロワークスペースが求められる背景・メリットとは?オフィス設置の際のポイントも解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

業務内容にあわせて席を選ぶことができる

通常の業務を行う時は執務スペースで、集中して作業したい時やweb会議に参加する時は個室ブースを使う、など業務内容にあわせて、席を変えて働くことができます。このように「その時の気分や業務内容にあわせて働く場を選択する働き方をABW」と言います。ABWの働き方を取り入れることで生産性があがるともいわれています。
▼ABWについて詳しく知りたい方はこちら

ABWとは?働き方やメリット・デメリット、導入事例について解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

音対策ができる

例えば、執務スペースでweb会議をすると、周囲の社員は気が散ってしまい集中しづらくなります。また、周囲の音を拾ってしまうため、web会議の参加者が聞き取りづらくなってしまいます。個室ブースを設置することで、周囲への音を気にせずweb会議に参加することができるでしょう。

会議室の音漏れに困っていませんか?原因や対策ポイントを解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

情報漏洩を防ぐことができる

個室ブースを設置することで、機密性の高い情報を扱うシーンに対応することができます。防音性のある個室タイプのブースを選ぶとよいでしょう。

個室ブースの選び方

個室ブースは大きく「個室型」「セミクローズ型」「オープン型」にわけることができます。以下で詳しく解説します。

個室型

個室型とは「床、壁、天井のすべてが囲われている完全な個室空間の集中ブース」を指します。そのため、防音性に優れており、機密性の高い情報を扱う時やweb会議をする時におすすめです。クローズ型とも言われています。

Y22_24_D06_CE_0603.jpg

セミクローズ型

セミクローズ型とは「床、壁が囲われている個室ブース」を指します。個室型と違い、天井がオープンになっているので、セミクローズ型や半個室型とも言われています。

オープン型

オープン型とは「正面と側面がパーティションで仕切られた個室ブース」を指します。集中作業をしたい時におすすめです。個室型やセミクローズ型に比べて価格をおさえることができます。

半個室型の集中ブース

個室ブースを導入する時のポイント

大きく「個室型」「セミクローズ型」「オープン型」に分けられる個室ブースですが、有効的に使うための導入ポイントがあります。以下で詳しく解説します。

目的に応じて選ぶ

個室ブースを導入する前に、目的を明確にするとよいでしょう。例えば、音問題がある場合は個室タイプ、集中環境を作りたい場合はオープン型がおすすめです。

目的にあわせて設置場所を変える

目的にあわせて設置場所を変えることで快適に使うことができます。例えば、集中を目的として設置する場合、人通りの多いところを避けて設置するとよいでしょう。また利用率をあげたい場合は、アクセスしやすいところに設置するとよいでしょう。

ルールを決める

社員の共有スペースとなる集中ブースは、事前にルールを決めることで、快適に使えるでしょう。例えば、よく発生する問題として「飲食」「使用時間」があがります。「飲食」については、可否や可の場合のルールを決めるとよいでしょう。「使用時間」については、時間を決める、アラートを鳴らすなどの対策があります。またあわせて、個室ブースの近くにルールを掲示するとよいでしょう。
▼オフィス運用ルールについて詳しく知りたい方はこちら

「オフィス運用ルール」を定着させるための工夫|コクヨマーケティング

おすすめ個室ブース3選

おすすめの個室ブースについて、以下で詳しく紹介します。

WORK POD

個室タイプのブースなので、しっかり音対策をしたい時におすすめです。約40秒毎に室内空気が入れ替わる換気性能を備えているため、安心して使うことができます。また、照明や電気や換気ファンなどが標準で装備されています。1人用だけでなく、1on1タイプなどの多人数向けもあります。但し、設置条件によっては、消防設備の増設や移設が必要になることがあります。事前に所轄の消防署に確認するとよいでしょう。

白い壁に緑のソファの電話ボックス型のWEB会議ブース

▼WORK PODについて詳しく知りたい方はこちら。
WORK POD

fore

吸音素材を使ったパネルブースでオープンタイプの個室ブースを作ることができます。遮蔽、遮音効果に優れており音の反響も起こりづらいので、web会議をする時におすすめです。パネルの色や椅子を自由に選ぶことができるので、空間のイメージにあわせて使うことができます。

もこもこしたベージュとオレンジのパネルで囲まれた半個室ブース

▼foreについて詳しく知りたい方はこちら
fore

verte

半個室タイプのパネル一体型のデスクです。天板の高さが2種類あるので、作業内容にあわせて選ぶことができます。また画面の映り込みを防ぐバックパネルを付けることもできます。タブレットトレーや電源コンセントなどオプションも充実しています。簡易的な個室ブースを作りたい時やウェビナーを視聴する時におすすめです。

オレンジ色のパネルで囲まれた簡易的な半個室ブース

▼verteについて詳しく知りたい方はこちら
Verte

個室ブースのオフィス事例

個室・オープンタイプの個室ブース 西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社様

ビル全体のリニューアル工事に伴い、オフィスリニューアルをされました。目的や業務内容によって使い分けができるようミーティングルームでは、個室タイプの集中ブースとオープンタイプの個室ブースを採用しています。
▼西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社様の事例について詳しく知りたい方はこちら

社内若手メンバーPJによるリフレッシュルームとミーティングスペース構築 | 納品事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社様のオフィス事例

秘匿性の高い会議を安心して行える環境が実現 関東化成工業株式会社様

遠隔地のお取引様と円滑にコミュニケーションが取れるように新たにWEB会議スペースを設置されました。1人用タイプと4名用タイプを類導入されています。4人用タイプは、web会議での利用以外に、来客者との対面での打ち合わせにも利用されています。情報漏洩を防ぐため、一部曇りガラスシートを貼っています。
▼関東化成工業株式会社様の事例について詳しく知りたい方はこちら

個室ブース型WEB会議スペースの新設で、秘匿性の高い会議を安心して行える環境に | 納品事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

関東化成工業株式会社様のオフィス事例

多様な働き方とコロナ禍における安全性の両立 富士電機ITセンター株式会社 東京事業所様

働き方改革を目的とし、全面的にオフィスをリニューアルされました。執務室から少し離れた場所に集中作業がしやすい個室ブースを設置されています。集中作業をしたい時や機密性の高い業務を行う時に利用することが多いそうです。
▼富士電機ITセンター株式会社様の事例について詳しく知りたい方はこちら

多様な働き方とコロナ禍における安全性の両立を目指す"スマートなオフィス" | 納品事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

富士電機ITセンター株式会社様のオフィス事例

まとめ

個室ブースの概要やメリットなどについて解説しました。オフィスへの設置をご検討の際は、ぜひコクヨマーケティングにお問い合わせください。

コクヨマーケティングは、オフィスの移転やリニューアルについてワンストップでサポート可能です。年間25,000件以上の豊富な実績があり、それぞれの企業に最適な空間を提案しています。また、コクヨ従業員が働くオフィスを体感できる「オフィス見学会」を実施中です。

オフィス移転・改装レイアウトの課題を解決します

簡単1分で入力完了! 無料 お問合せ・お見積り

関連ソリューション

新着事例

よくあるご質問

オフィスの移転に関して

コストを抑えて移転を行いたいです。どんな方法がありますか?

コストを抑えた移転は、移転先ビルの選定から始まります。

お客様の働き方から、出勤率やオフィス機能を見極め、契約面積を最適化する事が重要になります。

ぜひ、移転先のビル検討からご相談ください。

オフィス移転マニュアル無料配布中!ダウンロードはこちらから

見積もりを依頼する際に用意しておくことはありますか?

移転費用は、オフィスの面積や諸条件によって大きく異なります。

基本的には弊社の担当者が現場へお伺いし、現地調査を行った上で、お見積りを作成いたします。

現状の平面レイアウト図や移転先の図面をご用意いただければ、より早くお見積りが可能です。

オフィス移転マニュアル無料配布中!ダウンロードはこちらから

見積もり段階での費用は発生しますか?

基本的にお見積りは無料で対応しております。費用が発生する場合は、事前にご連絡いたします。お気軽にご相談ください。

大体どのくらい前から準備をすれば良いですか?

平均8ヵ月~1年程度の準備期間が必要です。規模にもよりますが、短期の移転でもコクヨマーケティングなら、計画立案から移転先オフィス運用までのスケジュール提案・管理が可能です。

初めてのオフィス移転お役マニュアル」を無料配布中です。スケジュール管理に役立つエクセル版のチェックリスト付きです。

ぜひ、ダウンロードしてご活用ください。

オフィス移転の経験がないため、何から手を付ければ良いか分かりません

お客様の環境・状況によって、何から始めれば良いのかは全く異なります。
コクヨマーケティングでは、ヒアリングや現状調査を行う事で、お客様それぞれのゴールイメージを明確化し、いつまでに何を行う必要があるのかを適切にご提案いたします。

移転準備の業務まで手が回るか心配です

年間25,000件以上の実績を持つコクヨマーケティングは、お客様の移転プロジェクトを円滑に進めるために、移転先ビルの選定からオフィスの運用まで、ワンストップでサポートいたします。経験豊富な弊社のスタッフにおまかせください。

オフィスのリニューアルに関して

社内のレイアウトを変更したいのですが、現状図がありません

正確なレイアウト設計を行うため、直接現場へお伺いして実測し、現状図を作成いたします。OA機器、サーバー、電話交換機の配線状況や、家具配置の安全性なども考慮した上で、現状図作成から変更図の作成も可能です。

業務を続けながら施工してもらうことは可能ですか?

ご依頼の内容によって異なります。家具の移動や配線工事であれば、業務を続けながら施工を行う事が可能です。
造作やパーティションの解体など、工具の音が大きく、作業スペースが必要な場合は、ビル管理と調整しながら、土日や夜間を利用して安全に施工を行います。お客様ごとに詳細なお打ち合わせをし、最適なスケジュールをご提案いたします。

どのくらいの費用がかかりますか?

リニューアル費用は、オフィスの現状や、お客様の解決すべき課題、目指す働き方によって、大きく異なります。
コクヨマーケティングでは、オフィスづくりのプロフェッショナルがヒアリングや現状調査を行い、家具やICT、内装工事からオフィスの運用方法まで、幅広いご提案をいたします。お見積りは無料で対応しております。お気軽にご相談ください。

フリーアドレスやWEB会議の導入など、新しい働き方の提案も行っていただけますか?

はい。社会の変化やお客様の課題に対して、柔軟に対応できる働き方を様々な角度からご提案いたします。時代の動きに合わせて、これからの新しい働き方を一緒に考えていただけるのが「コクヨライブオフィス」です。コクヨ社員が多様な働き方を実践するオフィスをご案内させていただきます。

詳しくはオフィス見学のページをご確認ください。

各部署の意見を取り入れたリニューアルを行いたいです。何か方法はありますか?

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」によって、社員の意識やオフィス環境の課題の見える化と、優先順位付けが可能です。

各社員に専用WEBページの案内をメールで発信し、任意の期間内で64問の質問に回答して頂く仕組みです。

コクヨマーケティングでは、診断結果をもとにレポートを作成、お客様に合ったプランをご提案いたします。診断は無料です。お気軽にお問合せください。