ワクワクする未来をヨコクする「2023KOKUYOFAIR」レポート(前編)

2022年11月7日(月)から12月2日(金)まで、コクヨオフィスの東京と大阪の2拠点で、オフィス空間、働き方を提案する「2023 KOKUYO FAIR」が、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド形式で開催されました。
フェアのコンセプトは『be Unique.(ビー ユニーク)ワクワクを、つぎつぎと』。
今回は、コクヨ東京品川オフィス(THE CAMPUS)北館、東京ショールーム内の新製品を中心にレポートいたします。遠方でフェアにご来場できなかった方や、これからの働き方にご興味のある方など、ぜひこのレポートで「働く」が楽しくなる、これからの働き方と働く場のヒントを見つけていただければ幸いです。

コクヨフェア2023のロゴ

コクヨフェアのコンセプトは「be Unique. ワクワクを、つぎつぎと」

ショールームの展示エリアに入ると、まず初めにコクヨフェアのコンセプト「be Unique. ワクワクを、つぎつぎと」のパネルが見えてきます。


ハイブリッドワークなど働き方が多様化する中、コクヨでは、個の力を最大限に引き出し、チームひいては組織の力を高めるためにそれらを実現する場として「オフィス」は重要であると考えています。

私たちコクヨは、社内に根付く「実験カルチャー」により、個の能力と組織の力を伸ばすようなワクワクするこれからの働き方を模索し続けていますが、そこから生み出された、サービスや空間、プロダクトをぜひお客様に共感いただきたいというメッセージがこのコンセプトにはこめてられています。


▼とびらを開いていくごとにワクワクしたものに出会えるといったメッセージを伝えています

コクヨフェア2023の展示コンセプトの掲示

パネルの後ろには、縦横無尽に動きまわる鮮やかなカラーリングの家具、コクヨの新ブランド『Any way/エニーウェイ』 のチェアーやテーブルがサーキット上に展示されています。
オフィスはこれまで以上に、メンバーとのコラボレーションや相乗効果を生み出す場としての役割を求められており、それに伴って、オフィスの空間や家具は、レイアウトや使い方に柔軟に対応できる「可変性」が必要とされています。この展示には、コミュニケーションを加速させる機動性、気分を高めるカラーリングとシンプルなデザインといった、『Any way/エニーウェイ』の特長が表現されています。


▼ダイナミックな展示に気持ちも上がります!

カラフルな椅子がダイナミックに展示している様子

続いて、これからの働き方や働く場の考え方「オフィスの変化をサステナブルに楽しむ」について示されたパネルが展示されています。

変化の激しいこれからの時代、コクヨは、これからのオフィスは柔軟で可変性が高く、サステナブルに進化し続けることが必要だと考えています。
コクヨでは、オフィスにおいて必要とされる行動(アクティビティ)を7つに分類してオフィス提案していますが、アクティビティの構成比率は、一度決めて終わりではありません。
組織の目指す方向が変わった時に、アクティビティの構成比率も変化し、それに合わせて働く空間も最適なものに変えていくことが大切で、これからはその変化に柔軟に対応し、継続的に進化し続けられるサステナブルなオフィスづくりを考えることが必要であることをここでは説明しています。


今回のフェアでは、そんなサステナブルな思想のもとに開発されたオフィス空間や家具を多く展示していますので、そちらを中心にご紹介します!

サステナブルオフィスの説明パネル

参考)アクティビティの7つのカテゴリー

サステナブルに変化するオフィスづくり

こちらは、サステナブルに変化可能なこれからのオフィスを、空間のつくり方(グリッド)と可変する家具をつかって、2つのオフィスプランを展示しています。

1つ目は、「ソロもチームも」がコンセプトのエリアで、出社率の高いオフィスをイメージしています。
席数は多め、ソロとコラボレーションに最適な家具をバランスよく配置しています。

木目のデスク柔らかいテイストのオフィスチェアーが展示されている様子

2つ目は「もっとコミュニケーション」をテーマとしているエリアです。出社率は低く、コミュニケーションを目的に出社するバターンのオフィスレイアウトです。グリットに対して斜めにレイアウトしているので、視線や動線が交錯し出社した時に偶発的な出会いを促すレイアウトになっています。

ソファ席がある柔らかい雰囲気の展示場

可変性の高い家具をご紹介

可変性の高い家具を導入すると、オフィスの目的が変化した場合、柔軟にレイアウトを変えたり、家具を転用して、使い続けることができます。
このことは、企業におけるサステナブルな取り組みとして、またコスト削減の面においても非常に有効です。
続いては、そんな可変性の高い製品をご紹介します。

座面や背もたれを付け替えることで長く使えるチェアー『pallo/パロ』『Liite/リーテ』

『pallo/パロ』

こちらは、フェアにご来場いただいたお客様からご好評いただいた製品、コラボレーションエリアなどアクティブな空間にマッチするチェアー『pallo/パロ』です。
この製品の特徴は、背もたれや座面がワンタッチで交換可能である点です。
空間の雰囲気を変えたい場合や、汚れたときに交換できるがうれしい、サステナブルな製品です。
また、座った瞬間に体重感知をして、最適なリクライニングのばねの強さに自動で調整してくれるので面倒な操作は不要、コンパクトでありながらワークチェアーの機能もばっちり兼ね備えています。
また、ラウンド形状になっているので、コミュニケーションをとるために椅子が色々な向きに向いても、見た目が乱雑にならない点も、嬉しいポイントです。

▼リビングライクな雰囲気にマッチするカラーリングとまるいフォルムがかわいい♪

リビングテイストな柔らかい丸いフォルムのオフィスチェアー

▼ワンタッチで背もたれや座面を取り外しすることができます

オフィスチェアーの座面を外している様子

▼ハイタイプもあります

リビングテイストな柔らかい丸いフォルムのハイタイプのオフィスチェアー

【製品情報】pallo/パロ

『Liite/リーテ』

続いて、ラウンジやオープンエリアなどカジュアルな空間にマッチするチェアー『Liite/リーテ』です。
見た目はリビングライクなチェアーですが、分厚いクッションと前傾後傾姿勢にも対応しますので、
長時間すわっても疲れません。
また、こちらの製品も、背もたれサイドのボタンを外すと簡単にカバーの取り外しができます。
カラーや脚のバリエーションも豊富ですので、インテリアに合わせて選ぶことができます。

緑色と青色のリビングテイストのオフィスチェアー

大理石調のデスクとグレーの椅子の展示

また、もう1つのポイントは、環境に配慮された製品であることです。
背もたれの一部は、従来なら廃棄される素材を利用してつくられているそうです。使用しているのは、農業廃棄物であるパーム油の搾り房(非可食部)を再利用したバイオマスプラスチックで、石油資源の使用を低減することを目指しての取り組みです。バイオマスプラスチックは、石油由来のプラスチックと比較して、二酸化炭素排出量が少ない素材です。

ウレタンとバイオマスプラスチック

【製品情報】Lite/リーテ

交流しやすい多彩なデザイン ロングライフなテーブル『WorkVista Light/ワークヴィスタライト』

こちらは、オフィスに交流を増やしたい、オフィスの雰囲気をリビングライクに変えたい場合におすすめのワークテーブル『WorkVista Light/ワークヴィスタライト』です。

この製品は、脚の種類、天板のカバーなどデザインが豊富で、幅広いデザインから選ぶことができます。
以下の写真をみていただくと、手間と奥のテーブルは同じ『WorkVista Light/ワークヴィスタライト』ですが、脚を変えるだけで印象がガラリと変わります。

脚が網目のフリーアドレス向けロングデスク


▼スモーキーミントカラーの脚がかわいい

4名がけの木目のデスクとカラフルな椅子の展示

また、ハイタイプのテーブルへ変更も可能です。
ハイテーブルは歩いている人と座っている人とで視線が合いやすく交流が生まれるきっかけになります。

シックな4名がけのハイテーブル

こちらの大きな特徴としては、2010年から発売しているコクヨのテーブル『WorkVista+/ワークヴィスタ』にも、新たな脚や天板を取り付けられる点です。
全て買い替えるわけではなく、既存の家具を生かしながら、一部を交換するだけで、デザインが一新し、オフィス空間に変化を加えることができます。
すでに『WorkVista+/ワークヴィスタ』をご利用いただいている方も、またこれから『WorkVista Lightワークヴィスタライト』をご購入いただく方にも、今後末永く使っていただけるロングライフな製品です。

ロングデスクの天板カバーを外している様子

※こちらの製品は2023年5月発売予定です。

ワークとリラックス両シーンで利用可能な可変型ソファー『OSFA/オスファ』

こちらはオフィスラウンジや執務エリアにもマッチする可変型ソファー『OSFA/オスファ』です。
このソファーの特徴は、脚とフレームのセット位置の変更で、ワークとリラックス、それぞれに適した座面高さに切り替えが可能な点です。また、こちらも背もたれや肘置き、カフェテーブルは取り外しや移動が容易にでき、座面や背もたれはカバーを交換することで印象を変えながら長く使用できるロングライフ設計です。


以下の写真は、ワーク寄りのソファーで、テーブルに合わせられるようソファーの背丈が少し高めになっています。
またソファーの座面は奥行きがあるので、背もたれ箇所にランバーサポート取り付けることでワーク姿勢を支える仕様になります。

リビングテイストのコの字のソファの展示

また、以下はリラックスモードの『OSFA/オスファ』です。座面の高さが低くなっています。
背もたれはローバック(肘付き)タイプです。肘なしやベンチタイプもあります。

リビングテイストのグリーンのソファと丸いテーブルの展示

▼座面はマジックテープを外せば簡単に取り外し可能。カバーの交換が気軽にできます。

ソファの座面を外している様子

【製品情報】OSFA/オスファ

後編へ続く:「2023 KOKUYO FAIR」レポート

レポートでご紹介している商品に関するお問合せはこちらから

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新着事例

よくあるご質問

オフィスの移転に関して

コストを抑えて移転を行いたいです。どんな方法がありますか?

コストを抑えた移転は、移転先ビルの選定から始まります。

お客様の働き方から、出勤率やオフィス機能を見極め、契約面積を最適化する事が重要になります。

ぜひ、移転先のビル検討からご相談ください。

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見積もりを依頼する際に用意しておくことはありますか?

移転費用は、オフィスの面積や諸条件によって大きく異なります。

基本的には弊社の担当者が現場へお伺いし、現地調査を行った上で、お見積りを作成いたします。

現状の平面レイアウト図や移転先の図面をご用意いただければ、より早くお見積りが可能です。

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見積もり段階での費用は発生しますか?

基本的にお見積りは無料で対応しております。費用が発生する場合は、事前にご連絡いたします。お気軽にご相談ください。

大体どのくらい前から準備をすれば良いですか?

平均8ヵ月~1年程度の準備期間が必要です。規模にもよりますが、短期の移転でもコクヨマーケティングなら、計画立案から移転先オフィス運用までのスケジュール提案・管理が可能です。

初めてのオフィス移転お役マニュアル」を無料配布中です。スケジュール管理に役立つエクセル版のチェックリスト付きです。

ぜひ、ダウンロードしてご活用ください。

オフィス移転の経験がないため、何から手を付ければ良いか分かりません

お客様の環境・状況によって、何から始めれば良いのかは全く異なります。
コクヨマーケティングでは、ヒアリングや現状調査を行う事で、お客様それぞれのゴールイメージを明確化し、いつまでに何を行う必要があるのかを適切にご提案いたします。

移転準備の業務まで手が回るか心配です

年間25,000件以上の実績を持つコクヨマーケティングは、お客様の移転プロジェクトを円滑に進めるために、移転先ビルの選定からオフィスの運用まで、ワンストップでサポートいたします。経験豊富な弊社のスタッフにおまかせください。

オフィスレイアウトに関して

オフィスの平面図が手元にない

ビル管理を担当している不動産会社が図面を保管している場合がございます。ご確認お願いします。
または室内を実測していただき、簡単な図面を作成の上、アップロードいただいても対応可能です。

既存の家具も持込予定なので、レイアウトに加えてほしい

現在、お使いの家具の品名・サイズ・数量を記載したリストを平面図と同様にアップロードをお願いします。
(例)品名:デスク、サイズ:W1000xD700xH700、数量:2台

電話やメールでレイアウトの相談をしたい

無料レイアウト提案サービスのレイアウト対応はリモートでのご相談に限らせていただいております。電話・メール・訪問による相談には対応しておりません。

すでに他社にレイアウト作成を依頼しているが、他のレイアウトも見たいので、作成してほしい

レイアウトの作成を対応させていただきます。
ただし、個別の状況により、対応をお断りする場合がございます。

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下記申込予約より予約が可能です。
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