役員室のレイアウトと構築のポイント

役員室は、執務を行うだけでなく、経営に関わる重要な決定を行ったり、大切なお客様との商談など様々な役割があります。

そのため、一般の社員が使用する執務スペースとは異なる、役員室特有の機能をきちんと押さえた上で、家具の選定やレイアウトの検討を進めることが大切です。 今回は、役員室を構築する上でのポイントや設置例についてご紹介します。

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役員室の構築のポイント

役員室とは、役員が執務で使用する部屋です。重要な経営方針をスピーディーに意思決定したり、時には大切なお客様をお招きするための応接室として使用することもあります。

そのため、居心地の良さやコミュニケーションのしやすさやセキュリティ面を考慮することが大切です。
そこで、まずは役員室を構築する上で、押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

<役員室構築のポイント>

①機密の管理
遮音性・遮蔽性を高めたセキュリティへの配慮や、 扉付きの書庫やダイヤルロック式の収納を備える事で機密性を高め、役員だけではなく、秘書や総務担当の管理面も向上します。

②コミュニケーションのしやすさ
社内の打合せやお客様との商談など、一部屋の中でさまざまな人と接する役員個室だからこそ、コミュニケーションがしやすい空間、セッティングが重要です。

③居心地の良さ
家具や内装のカラーや素材にこだわることで、空間全体の上質さが居心地のよさを生み、役員にふさわしい執務環境を創ります。
チェアーやデスクは、長時間座っていても疲れにくい、快適に働くことができるものを選びましょう。

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【成功事例から学ぶオフィスデザイン3選】空間コーディネートのポイントを解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

役員室のレイアウト

役員室のレイアウトを検討する際、押さえておきたいのは、家具と家具、家具と壁の間の通路幅。役員室は、執務スペースと比べ人の通りは少ない分、役員の動線は広くとり、会議室や執務スペースよりも通路は狭く設定しているケースが多いです。

役員室に配置する応接セットや執務テーブル、収納設備などは、通路幅を踏まえた上で計画しましょう。

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役員室のカラーコーディネート

家具や内装の木の色を変えるだけで、人に与える印象は変わります。役員の働き方やコミュニケーションの取り方に合わせコーディネートすると効果的です。

役員室のカラーコーディネート


ナチュラル系木目
ナチュラル系のカラーは、緊張感を和らげ、親しみを感じさせる空間になります。創造的かつ活発なコミュニケーションが行いやすくなります。

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ミディアム系木目
ミディアム系のカラーは、役員の風格が表現された重厚感や上質さを感じさせる空間になります。心地よい緊張感を持ったコミュニケーションが行いやすくなります。

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ダーク系木目
ダークカラーの家具は、明るい内装と合わせることで明快なコントラストが生まれ、スタイリッシュなモダン空間を構築できます。緊張感を持った真剣なコミュニケーションが行いやすくなります。

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設置例

役員室の設置例をご紹介します。


個室タイプ
機密性と高いステータス性を備えた個室型の役員室。応接セットを配置することで、VIPの対応もスムーズに行うことができます。

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存在感のある木素材とスクエアを基調としたシンプルで格調あるデザインの家具で、上質な空間を演出パネル脚タイプのデスクは、周囲をパネルで囲っていることから、落ち着いた重厚感のある雰囲気を与えます。


半個室タイプ
執務スペースをガラスで区切った半個室タイプの役員室。機密性を保ちながら、部屋の中から双方の様子が伺えるので、社員との交流を両立したい場合におすすめです。4本脚タイプのデスクは、足元の動きが見えることから、軽快でアクティブな印象を与えます。

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今回は、役員室の構築のポイントや設置例ついて紹介させていただきました。
コクヨマーケティングは、豊富な経験やノウハウからお客様に合わせたオフィスや働き方のご提案をしております。

役員室のつくり方やレイアウトのご相談、オフィス移転などぜひお気軽にお問合せください。

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よくあるご質問

オフィスレイアウトに関して

オフィスの平面図が手元にない

ビル管理を担当している不動産会社が図面を保管している場合がございます。ご確認お願いします。
または室内を実測していただき、簡単な図面を作成の上、アップロードいただいても対応可能です。

既存の家具も持込予定なので、レイアウトに加えてほしい

現在、お使いの家具の品名・サイズ・数量を記載したリストを平面図と同様にアップロードをお願いします。
(例)品名:デスク、サイズ:W1000xD700xH700、数量:2台

電話やメールでレイアウトの相談をしたい

無料レイアウト提案サービスのレイアウト対応はリモートでのご相談に限らせていただいております。電話・メール・訪問による相談には対応しておりません。

すでに他社にレイアウト作成を依頼しているが、他のレイアウトも見たいので、作成してほしい

レイアウトの作成を対応させていただきます。
ただし、個別の状況により、対応をお断りする場合がございます。

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下記申込予約より予約が可能です。
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オフィスのリニューアルに関して

社内のレイアウトを変更したいのですが、現状図がありません

正確なレイアウト設計を行うため、直接現場へお伺いして実測し、現状図を作成いたします。OA機器、サーバー、電話交換機の配線状況や、家具配置の安全性なども考慮した上で、現状図作成から変更図の作成も可能です。

業務を続けながら施工してもらうことは可能ですか?

ご依頼の内容によって異なります。家具の移動や配線工事であれば、業務を続けながら施工を行う事が可能です。
造作やパーティションの解体など、工具の音が大きく、作業スペースが必要な場合は、ビル管理と調整しながら、土日や夜間を利用して安全に施工を行います。お客様ごとに詳細なお打ち合わせをし、最適なスケジュールをご提案いたします。

どのくらいの費用がかかりますか?

リニューアル費用は、オフィスの現状や、お客様の解決すべき課題、目指す働き方によって、大きく異なります。
コクヨマーケティングでは、オフィスづくりのプロフェッショナルがヒアリングや現状調査を行い、家具やICT、内装工事からオフィスの運用方法まで、幅広いご提案をいたします。お見積りは無料で対応しております。お気軽にご相談ください。

フリーアドレスやWEB会議の導入など、新しい働き方の提案も行っていただけますか?

はい。社会の変化やお客様の課題に対して、柔軟に対応できる働き方を様々な角度からご提案いたします。時代の動きに合わせて、これからの新しい働き方を一緒に考えていただけるのが「コクヨライブオフィス」です。コクヨ社員が多様な働き方を実践するオフィスをご案内させていただきます。

詳しくはオフィス見学のページをご確認ください。

各部署の意見を取り入れたリニューアルを行いたいです。何か方法はありますか?

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」によって、社員の意識やオフィス環境の課題の見える化と、優先順位付けが可能です。

各社員に専用WEBページの案内をメールで発信し、任意の期間内で64問の質問に回答して頂く仕組みです。

コクヨマーケティングでは、診断結果をもとにレポートを作成、お客様に合ったプランをご提案いたします。診断は無料です。お気軽にお問合せください。