ハイブリッドワークの広がりにより、働き方が多様化し、オフィスはワーカーが“行きたくなる場”、“出社する価値のある場”へとアップデートが求められています。そのような背景を受け、最近では、カフェ風のオフィスや自宅のリビングルームのようなデザインを取り入れたオフィスなど、職場にながら家のように快適にすごせるデザインのオフィスが注目されています。
今回は、オフィスの大半を占めるデスクエリアを中心に、デスク配置の種類とその特徴、機能的かつおしゃれなオフィスをつくるポイント、おしゃれなレイアウト事例などを解説します。
デザインと機能を両立したオフィスにしたい方へ
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【おしゃれなオフィスレイアウト】デスク配置方法はおもに6パターン
オフィスの大半の面積を占めるデスクエリアは、組織の姿や働き方を決める重要なエリアです。
デスクの並べ方は、特に自席周りのコミュケーションの取り方を左右するため、自社の働き方に合わせて、最適なレイアウトを選ぶことが大切です。
オフィスにおける主なデスク配置6パターンとその特徴、運用方法をご紹介します。
デスク配置 6パターン
【対向型レイアウト】部署内のコミュニケーションを重視したい場合におすすめ
対向型レイアウトは、同じ部署のメンバーが席を向かい合わせにして島を作るスタイルす。対向島型とも呼ばれます。個々の集中環境は若干欠ける部分がありますが、同じ島内でのコミュニケーションが図りやすいといったメリットがあり、チームでの業務に向いています。
【背面式レイアウト】集中と交流を両立した環境が作りたい場合におすすめ
背中合わせでチームを形成するレイアウトです。振り返ると向かい合わせになるため、集中と交流の両立が図りやすいといったメリットがあります。
【同向型レイアウト】適度なコミュニケーションは確保した上で、個々の業務に集中した環境を作りたい場合におすすめ
同向型レイアウトとは、デスクを一方向に並べて配置するスタイルです。コールセンターや銀行の店舗などでよく見られるレイアウトです。全て同じ向きに並べる同向型は、窓口対応のある業務やワークフローが確立した定型業務に適しています。
【ブース型レイアウト】個々の作業に集中した環境を作りたい場合におすすめ
ブース型のレイアウトは、席と席の間をパーティションで仕切ったり、ソロワーク専用の個人ブース席を配置したりするスタイルです。
ブース型のレイアウトは、周囲の視線や音などが入りにくく、高度な集中環境をつくることができるため、クリエイティブ職をはじめとする専門職、業務のほとんどをひとりで行う職種に向いています。
【クロス型レイアウト】コミュニケーション活性化を図りたい場合におすすめ
クロス型レイアウとは、テーブルを縦横に交差して配置するスタイルのことです。デスク配置を縦横クロスさせ、ジグザグの通路にすることで、動線が固定化することを防ぎ、人に接する機会を自然と増やすことができます。
【ブーメラン型レイアウト】1人あたりの作業面積を広く確保したい場合におすすめ
ブーメラン型とは、120°のテーブルを用いた亀甲状のレイアウトです。一人当たりの机上面積が大きく、複数モニターが見やすいという特徴があります。個人の集中とコミュニケーションの両立と同時に、対人距離が確保しやすいというメリットがあります。
デスク運用 4パターン
「運用」は、従来の組織の人数に合わせて机を並べる方法の他に、最近では「フリーアドレス」や「ABW」を採用する企業も増えています。それぞれの特徴をご紹介します。
固定席
あらかじめ個人単位で座る座席を指定し、原則、毎日決められた同じ席で業務を行うワークスタイルです。
フリーアドレス
フリーアドレスとは、オフィスの中で固定席を持たずに、ノートパソコンなどを活用して自分の好きな席で働くワークスタイルのことです。図書館の閲覧テーブルのように、個人席を決めずに空いている席を使う形式で、その時オフィスにいない人のスペースを有効活用できます。また、決まった席を定めず、毎日隣り合う人が異なる運用にすることで社内コミュニケーションの活性化も期待できます。
フリーアドレスの導入手順や成功のポイントについてはこちらの記事でご紹介しています。
グループアドレス
グループアドレスとは、グループ単位で座る場所を定めたフリーアドレスの一種で、デスクレイアウトはフリーアドレスと同じです。
グループ内のコミュニケーション向上に寄与します。グループの大きさはチーム単位からフロア単位までさまざまです。グループの場所を定期的に入れ替えることで、フリーアドレス同様にコミュニケーションの活性化が期待できます。
グループアドレスに関する詳しい情報はこちらのページをご覧ください。
ABW(エービーダブリュー)※
業務内容や気分にあわせて自由に席を選ぶ方法。
オフィス内に、集中ブースやカウンター席などさまざまなタイプの席を用意し、仕事の目的に応じて働く場を自ら選ぶことで、自律的な働き方の促進につながります。また、オフィスのどこでも働けることでオフィス内の人の密度をコントロールすることも可能ですので、感染対策の一環としても注目を集めています。
※ABWとは、仕事の内容によって「時間」を自由に選択する働き方 「Activity Based Working」の略です。広義のABWには、オフィス外の場所の選択や時間選択の自由も含みます。
ABWに関する詳しい情報はこちらのページをご覧ください。
オフィスレイアウトを始める前に必要な3つの計画とは?
オフィスレイアウトを検討する前におさえておきたい3つの計画について解説します。
ゾーニング計画
ゾーニング計画とは「会議室」や「執務スペース」「休憩室」「コピーコーナー」などオフィスに必要な機能どのように配置するかを検討することです。例えば、「来客用の応接室はエントランスから近い位置に配置する」といったことが挙げられます。
またゾーニング計画を立てる際に忘れてはならないのがセキュリティ対策です。
オフィスには、社員をはじめ、来客など社外の人の出入りがあることを想定し必要な対策をすることが求められます。
オフィスのセキュリティを確保するためには、オフィス内の各エリアの機能や用途を考慮し、重要度に応じてセキュリティレベルを設定しましょう。
また、設定したセキュリティレベルに合わせ、入室を制御したり入室記録を管理するツールの導入など、物理的に不特定多数の人がアクセスできないように対策することが大切です。
<セキュリティレベルの設定例>
レベル1:
エントランス・受付など外部のお客様をお迎えするエリア
境界を設けてオフィスエリア内へ動線を制限する
レベル2:
社員や関係者のみが出入りできる業務エリア
部外者のアクセスを制限にし、情報資産の不正な持ち出し、改ざん、破棄を困難にする
レベル3:
サーバールームや重要情報資料の収納庫など機密性の高い情報や書類を厳密に管理し、特別に許可を得た社内メンバーのみが「必要時」に利用するエリア
<防災用品の保管スペース確保>
発災時、必要なものがすぐに取り出せるように防災用品の配置場所を計画することも大切です。
すべての防災用品を倉庫にしまい込むのではなく、発災時にすぐさま必要な防災用品は、オフィス内のロッカーで保管したり、あらかじめ個人に配布しておくことで緊急時でもスムーズに対応することができます。
動線計画
動線計画とは、人が動く経路を設計することです。動線計画で大切なことは、明確な狙いをもって設計することです。
例えば、業務効率を重視し「多くの社員が利用するコピーコーナーは、みんながアクセスしやすい場所に設置する」といったことが挙げられます。
また昨今では、健康経営の観点から、身体の不調の原因のひとつと考えられる「座り過ぎ」の問題に対応するため、あえてオフィス内の回遊を促す動線設計をするケースもあります。
寸法計画
オフィスレイアウトを検討する際、家具と家具、もしくは家具と壁の間の通路幅の確保がオフィスの快適性に関わる非常に重要な要素です。以下に示す基準を踏まえてオフィスレイアウトを検討しましょう。
A メインとなる通路 :1600mm
B デスクとデスクの間 :900mm
C 座席と壁の間(座席後ろが動線ではない場合):900mm
D 座席と壁の間(座席後ろがメイン動線の場合): 1600mm
E 座席と座席の間 :1600mm
F 収納庫と座席の間 :1500mm
※フィジカルディスタンスの確保が必要な場合は、人と人との距離が2000mmとなるようにします。
オフィスレイアウトを考案する際のポイント
オフィスレイアウトを考える上でのポイントとなるデスク選びやワークスペースについてご紹介します。
デスク選び
デスクには、主に4つの種類があります。それぞれの特徴を踏まえた上で検討しましょう。
①単体デスク
個人ごとに収納など快適なデスク環境を作れます。またレイアウトを変更する際は1台単位で移動できます。
単体デスクは一人に1台割り当てるため、人数増のたびに追加の必要があります。ミーティング用テーブルへの転用など、他の用途への転用には向いていません。
②大型ロングデスク
1台あたりの席数調整で人数増減に対応がしやすく、ファシリティ管理も容易です。
ただし、規模の大小に関係なく、デスクの移動を伴うレイアウト変更をする場合には、専門業者への依頼が必要です。
③キャスター付きデスク
ユーザー自身でレイアウト変更ができます。ミーティング用テーブルとしても使いやすい形状なので用途転換に対応できます。
ただし、レイアウト変更や日々の移動に対応できるよう、電源の位置をあらかじめ計画しておく必要があります。
④姿勢を変えるデスク
デスクワーク時、疲れにくい姿勢に導くタイプ、業務やモードに合わせ天板高さを変えて立ったり座ったりして使えるタイプがあります。電動天板昇降のタイプは電源が必要です。
ワークスペース
ワークスペースとは、1人あたりのデスク天板上の作業スペースのことです。
コクヨの調査では、6割近くの方がメインデスクとしてW1200mmのデスクを採用しているということが判明しています。そのことから、1人あたりのワークスペースW1200mmを基準として、以下を参考に職種や業務内容に応じて最適なワークスペースを設定しましょう。
<ワークスペース例>
【営業職のワークスペース】W1000mm~×D600~700mm
外出の多い営業などは、小型のノートPC作業が多く作業面は幅・奥行きともに比較的コンパクトに設定する傾向があります。
【内勤・スタッフ職のワークスペース】W1200~1400mm×D600~700mm
オフィス内での業務が必要なスタッフ系は、大型のノートPCと書類を載せるスペースが必要です。
【技術職のワークスペース】W1600mm~×D700~800mm
多くの書類や部材を扱う技術系は、フルサイズキーボードと多くの書類などを置くスペースが必要ですので、作業性を担保するため十分なワークスペースの確保が求められます。
デザインと機能を両立したオフィスにしたい方へ
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オフィスレイアウトをおしゃれにするためのポイント
デスクの配置や動線計画だけでなく、併せて検討したいのが空間デザインです。
オフィスレイアウトを検討する際に、おしゃれなオフィスにしたいと思っている方は多いと思いますが、おしゃれなオフィスにするためには、おさえておくべきポイントがいくつかあります。
会社のイメージやオフィスコンセプトに合わせて空間をデザインする
オフィスデザインは、会社のブランディングにおいて非常に重要な要素です。
例えば、「オフィスの壁に企業イメージを反映したデザインを取り入れる」「内装の色をコーポレートカラーで統一する」等の工夫をすることで、オフィスの印象は大きく変わります。
オフィスの内装デザイン(デザインテイスト別の事例)についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
エントランスは会社の顔
また、会社の顔となる「エントランス」は、来訪者に会社のイメージを伝える場としてとても大切なエリアです。
壁紙や床のカラーリング、造作、植栽、サインなどをデザインすることによって、企業ブランドをアピールする場として活用することができます。
オフィスのエントランスに関する詳しい情報はこちらのページをご覧ください。
おしゃれな家具で洗練された空間をつくる
予算や工期の関係で、床や壁紙など内装デザインまでは大きく変えられない場合には、オフィスに配置する家具をおしゃれなものにするというのもおすすめです。最近では、木目やファブリックを用いた柔らかな質感の家具やニュアンスカラーを用いたオフィスチェアーなどが人気を集めています。
おしゃれな家具についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
使用する社員のことを考えてデザインを考える
オフィスデザインを考える際は、単にデザイン性を追求するだけでなく「社員にとって快適な空間になっているか」といった視点も大切です。 社員にとって快適な「居心地の良い空間」の例をいくつかご紹介します。
<仕事の内容に合わせて使用する家具を選択できる設えにする>
「一人で集中して物事を考えたい時は、個人用のブース席がある」「チームでアイデアを出し合いたい時には、カジュアルな雰囲気のミーティングスペースがある」「仕事中にちょっとひと息つけるカフェスペースがある」など、仕事の内容や目的に合わせた場が用意されているオフィスは社員にとって居心地の良い空間と言えるでしょう。
<リラックスできる色や素材を取り入れる>
高機能な家具やITツールの導入だけでなく、内装のカラーをはじめとしたインテリアなどの工夫によっても居心地の良い空間を演出することができます。
多くの企業で導入が進んでいる「オフィス内緑化」もそのひとつです。
既にオフィス内緑化を導入している企業に対してコクヨが行った調査では、オフィスに植物を導入することにより、得られた効果として、以下の3つが挙げられています
【オフィスに植物を導入することにより得られた効果】
- ストレス軽減効果を感じた:76.9%
- 視覚疲労緩和効果を感じた:77.9%
- 社内コミュニケーションが活性化された:73.9%
※DAYS_OFFICE_GREEN_BOOK(コクヨ)より
オフィスにグリーンを取り入れるポイントや事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
また、働き方の多様化により、効率性だけでなくアイデアや創造性が求められる場面が増えています。働く人たちが創造性を発揮するためには、従来のオフィス環境に留まらずより自由でリラックスした雰囲気の中で働くことも大切です。
自宅のリビングルームのようなくつろげる空間をつくったり、アウトドアモチーフを取り入れたオフィスなどをつくることで、自然と会話が増え、新たな発想が生まれやすい環境につながります。
整理整頓しやすい工夫をする
オフィス内が乱雑な状態では居心地の良い空間とは言えません。
多くの人が働くオフィスで整理された状態を保つためには、整理整頓しやすい工夫をすることが大切です。
<シンプルなルールにする>
オフィスにおける整理整頓の課題で一番多く挙げられるのは「書類整理」に関する悩み。
整理された状態を保つためには、運用ルールが必要ですが、そのルールが複雑なものだとなかなか定着せず形骸化してしまう可能性があります。
例えば、書類に関する対策であれば、「1年使用していない書類は廃棄もしくは電子化する」「使用中の書類はファイルボックスに入れて管理し、月1回見直しの機会を設ける」など簡単なルールにすることが継続するためには大切です。
<所在を明確にする>
社内の備品など共有で使用するものは、置き場所(戻す場所)を明確にすることが綺麗に保つポイントです。例えば、社員共有で使用する文具事務用品であれば、このように「型抜きシート」を活用することで「使用したら元の場所に戻す」ということを自然と習慣化することができます。
デスク配置がおしゃれなオフィスレイアウト事例
コクヨマーケティングが手掛けたオフィスレイアウト事例をご紹介します。
【コミュニケーションの連鎖を生み出すショールーム兼オフィス】株式会社トータテハウジング様
社員同士のコミュニケーション促進を目的にフリーアドレスを導入しました。仕切りの無いオープンな空間のため、執務スペース全体を見渡せます。
中央にタッチダウンスペースを設置(写真左)し、グループ内の社員の方や他拠点の社員の方が訪れたときに使用しています。ハイテーブルで構成し、座って仕事をしている人と通りすがりの人との視線の高さ合うように設計しているため、会話のきっかけが生まれやすい空間となっています。
株式会社トータテハウジング様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【多様な個性や知恵が交わることで新しい力を生み出すオフィス】株式会社サクラクレパス様
執務スペース内は白を基調とすることで、明るく活気のある印象に。デスクは、移動や連携可能なコクヨのWORKFIT(ワークフィット)を採用しました。仕切りのないオープンオフィスでは、全体を見渡せ、開放的で、つながりを感じる空間を演出しています。
オープンミーティングコーナー(写真左)は、執務エリアとは雰囲気を変え、明るい木目調の家具と遊び心を持たせた黄色と赤のアクセントカラーにより、リラックスできる空間を演出しています。
株式会社サクラクレパス様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【フリーアドレスを導入し、ABWを実践するオフィス】ピー・シー・エー株式会社様
「Home Living」というテーマで、自宅のリビングやダイニングのようにくつろげる雰囲気の中、コラボレーションや集中ワークができるよう、ゆったりと座ることのできるソファ席やライブラリーコーナーを備えています。
集中して業務を行う際に使用するエリア(写真左)。メインの執務スペースから距離をとった場所に設置しています。大型モニターとタスクチェアを配置し、作業性に特化した空間となっています。
ピー・シー・エー株式会社様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【社員の働きやすさを重視、業務内容に合わせたワークスペース】一般社団法人日本自動車連盟様
コールセンターの事例です。中央の天吊りモニターでコール情報の共有をしています。デスクトップパネルは高さ50cmで、オペレーターがユーザーとの通話がしやすい環境を整えています。コールセンター中央には、マネジメント席を配置。 高さ15cmのステージを造り、コールセンター内を見渡す形でオペレーターの状況把握に配慮した設計にしています。
一般社団法人日本自動車連盟様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【「新しい働き方」を提案するサテライトオフィス】住友重機械工業株式会社 田無製造所様
オフィス内の遊休エリアをサテライトオフィス化。フロア内には、ソロワークスペースだけでなく、社員同士の交流を促す仕掛けや業務内容によって使用する家具を選択できるよう様々な種類の家具を配置しています。
住友重機械工業株式会社 田無製造所様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【フリーアドレス⽅式で社員同士のコミュニケーションを強化】株式会社角川アップリンク様
執務室内全体が⾒渡せる、開放的なオープンオフィス。 明るく活気のある雰囲気を演出するため、⾚と緑の椅⼦を配置しています。
座席は固定にせず、業務内容に応じて⾃分で好きな席を選ぶ「フリーアドレス⽅式」を導⼊。フロアの一部には、社員の健康に配慮し、天板を好みの⾓度に調整することのできる机<UPTIS>と、座⾯を前後左右にグライディングすることができる椅⼦<ing>を設置しています。
株式会社角川アップリンク様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【職種や年代を超えた連携がとりやすい4人1島のデスク構成】株式会社公文教育研究会 東京神奈川本部様
4人1島のデスク構成でクイックな連携が可能なワークスペース。社員同士が自然とつながり、職種や年代を超えた交流を促します。フロア中央には、役職者席を配置。役職者同士が集まることで、情報の共有や意見交換などの連携がスムーズに。社員との距離を近接させ、現場の様子を自然と把握できるよう工夫をしています。
株式会社公文教育研究会東京神奈川本部様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【モノトーンの執務室内に木目の家具でアクセントを加えたオフィス】高円宮記念JFA夢フィールド 様
グループアドレス運用を導入している執務スペース。ファシリティ管理軽減を可能にする大型ロングデスクを採用しています。
執務室内にある打合せスペースはグリーンのファブリックと木目の家具で、やさしい印象の空間に。高さ違いのテーブルセッティングにより、「集中」と「会話のしやすさ」の両立を実現しています。
高円宮記念JFA夢フィールド様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【全社員の声を取り入れたワークスタイルの変革が実現可能なオフィスに】 西部ガスリビング株式会社 様
リフレッシュスペースには、様々なデザインのイスが設置されており、その時の気分に合わせて選択が可能で、靴を脱いで使用する小上がりの空間もあります。オープン空間で社員間のコミュニケーションを図る一方、個人の集中も大きなテーマであったため、執務スペースの一角に、集中スペースを設置し「社員間のコミュニケーションと個人の集中」の両立を実現しました。
西部ガスリビング株式会社様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【個々が集中できるデスクトップパネルを採用したオフィス】トヨタL&Fカスタマーズセンター大阪 様
執務スペースは、集中して業務が行えるように、また個々のスケジュール表が貼れるようにするため、デスクトップパネルを採用。ビジネスラウンジは商談も可能な設えに。海外のお客様を意識した、日本ならではの”美”を感じるような和モダンの空間を演出。各セットに座る人と顔を合わせないようにレイアウトを工夫しています。
トヨタL&Fカスタマーズセンター大阪 (株式会社豊田自動織機)様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【気軽に打ち合わせがしやすい吹き抜けでつながった執務スペース】モランボン株式会社 様
吹き抜けで2階と3階を緩やかにつなぐ執務スペース。各部門がより気軽に集まって打ち合わせを行う空気感を醸成しています。
壁沿いには、集中とオープンな雰囲気を両立しながら打ち合わせや作業ができるスペースを設置。 ビビッドなカラーを取り入れて、空間全体のアクセントに。
モランボン株式会社様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【部門を越えたコミュニケーションが可能なレイアウト】 尾道造船株式会社 様
遮るもののないオープンな空間のオフィスです。一面が見渡せることで、部門を越えた日常的な交流を生み出します。上下階とも、階段や吹き抜けでつながる各フロアの中央部分に、社員が集まれるスペースを設けることで、フロア間のコミュニケーションも図りやすくしています。
尾道造船株式会社様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【業務にあわせてレイアウト変更が可能なオフィス】 株式会社メタルアート 様
管理部門(総務・経理・情報)の働き方改革の試みで、フリーアドレスを導入。執務テーブルはキャスターつきタイプを採用しました。
自由に動かして、業務にあわせてレイアウト変更が可能です。打ち合わせや共同作業の際には、自らテーブルを移動しセッティングし、机上で使いやすいホワイトボードを各所に用意しています。
株式会社メタルアート様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【コミュニケーションの活性化をはかれる仕切りのないオフィス】 西日本高速道路株式会社 九州支社 様
執務スペースは、仕切りのないオープンなオフィスで、コミュニケーションの活性化を図っています。ローパーティション(造作家具)で区切られた、コラボスペースは、リフレッシュはもちろん、気分を変えたソロワークでも使用可能です。
西日本高速道路株式会社 九州支社様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【社内共創の活性化を促す執務スペース】株式会社トライアルカンパニー 様
執務スペースは、フリーアドレスを採用。コンセプトである「ローコスト」を表現し、執務エリアもスケルトン天井、スラブ仕上げに。中庭を囲む、役員フロアのラウンジは、各拠点の関係者のタッチダウンオフィスとしても利用しています。
株式会社トライアルカンパニー様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【出張者からも人気の沖縄らしさを取り入れた執務スペース】富士通株式会社 沖縄支店 様
オフィスの内装は、南国沖縄を前面にイメージしたデザインとすることで、県外からの出張者からも大好評。「海を眺めながらソファーに座って仕事」、「熱帯魚を眺めつつコーヒーを飲みながら同僚とcasualmeeting」など業務内容に応じて働く場所を選択するABWが実践できるオフィスに。
富士通株式会社 沖縄支店様の事例はこちらのページで詳しくご紹介しています。
最新のオフィスデザイン事例について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
デザインと機能を両立したオフィスにしたい方へ
オフィスレイアウトやオフィスデザインについてまずは無料相談
オフィスレイアウトのプランニングを依頼する際の業者選びのポイントとは?
オフィスレイアウトを変更する際は、家具の移動や変更だけでなく内装や電気工事などが発生するケースも多いため、価格だけで判断するのではなく、実績やアフターフォロー体制などがきちんとしている信頼できる業者に依頼することが重要です。
オフィスづくりを請負う業者は数多く存在おり、対応範囲は業者によって様々です。そのため、オフィスレイアウトの目的や依頼範囲、予算、環境面への希望などを事前に整理しておくことが大切です。
予め整理しておくことで、業者の選定基準や求めるものが明確になり、自社に適した業者選びをすることができます。
まとめ
今回は、オフィスの大半を占めるデスクエリアを中心に、デスク配置の種類とその特徴、おしゃれなオフィスをつくるポイント、おしゃれなレイアウト事例などをご紹介しました。
オフィス移転やオフィス縮小、リニューアルを検討されている方の中には、「せっかくならおしゃれなオフィスにしたい」と思われている方も多いと思います。
コクヨマーケティングでは、コクヨグループ年間25,000件の実績から、デザイン性はもちろんのこと、そこで働く従業員の方の快適性や創造性、効率性なども考慮したオフィスレイアウトをご提案させていただきます。ぜひ、ご相談ください。
オフィス移転・改装レイアウトの課題を解決します