オフィスのパーテーションは、高さや機能、デザインなどバリエーションが多くあります。
パーテーションの設置を検討していても、どれが良いか分からないという方も多いでしょう。
この記事では、オフィスのパーテーション購入を検討している方に向けて、選び方やおすすめパーテーションなどを紹介します。
オフィスでのパーテーションのメリット
まず、オフィスにパーテーションを設置するメリットについて解説いたします。
プライバシーを守れる
オフィスにパーテーションを設置することで、周囲から見えにくい環境をつくることができます。
そのため、プライバシーが守られるだけでなく、周囲の目を気にせずに集中できる環境を整えることにもつながります。
また、パーテーションで個室ブースをつくることによって、情報漏えいを防止するなど、ある程度のセキュリティ対策も期待できます。
防音効果がある
オフィスでは、集中して業務に取り組む時や、会議・商談などを行う際には、
周囲の音が聞こえると集中力がそがれ、生産性も低下してしまいます。
パーテーションには防音素材を使用したものもあるため、静かな環境づくりにも向いています。
インテリアのレベルが上がる
パーテーションは、オフィス内のインテリアとしても活用できます。
パーテーションには一般的なものから、デザイン性の高いものまで数多くあります。
様々なデザインがあるため、自社のイメージや、パーテーションを設置する目的に合わせたものを選ぶと良いでしょう。
オフィスにパーテーションを設置するときの注意点
オフィスにパーテーションを設置する際には、注意したいポイントもあります。
以下では、設置時の注意点について解説します。
安全性を確認する
パーテーションを設置する際には、安全性に問題がないかどうか、しっかりチェックしましょう。
パーテーションの組み方や高さ、重さによっては倒れやすく、非常に危険です。
パーテーションによって連結可能な長さや、レイアウトの制限が異なるため、必ず条件を確認した上で設置を行いましょう。
場合によっては、壁や床にパーテーションを固定させる必要があることもあります。
業者に依頼すると安心
パーテーションを設置する際には、自社で行うのではなく業者に依頼することをおすすめします。
パーテーションの種類によっては、天井設備や消防法などについての専門知識が必要なケースもあります。
これらの確認だけでなく、パーテーションの条件に従った、より安全性の高いレイアウト提案をしてもらうこともできます。
オフィス用パーテーションの選び方
オフィス用のパーテンションを選ぶ際には、以下で解説するポイントを押さえましょう。
高さを決める
オフィス用パーテーションは、用途によって適した高さが異なります。設置する目的を明確にして、高さを決めましょう。
デスクの仕切りは1135mmまたは1235mm
デスクの仕切りとしてパーテーションを利用するのなら、1135㎜または1235mmが適しています。
イスに座ったときの目線の高さを目安にすると、視線を遮りつつコミュニケーションも取れるため、
集中できる環境づくりと情報共有の両立につながります。
また、通路からの視線を遮れることから、通路と執務エリアの仕切りにも良いでしょう。
集中個人ブースは1335mm
集中個人ブースなら、1335mmが適しています。
1335mmのパーテーションは、イスに座ると全身が隠れて、立つと目線の高さになるサイズです。
座って作業をしているときは周りからの目線が完全に遮れるため、集中しやすくなります。
立ち上がれば周囲の様子を確認することもできます。コピー機スペースの仕切りなどにもおすすめです。
ミーティングブースは1535mm
会議やミーティングに使うブースの場合には、1535mmが適しています。
立ち上がっても周囲を見通せない高さになるため、周囲を気にせずにミーティングに集中できます。
人がいるかどうかは分かる高さのため、他の方が誤って入ることもないでしょう。
応接室・更衣室などは1835mmまたは2135mm
応接室や更衣室などのように周囲からの目線を遮りたい、プライバシーの確保が必要な場合は
1835mmもしくは2135mmが適しています。
立ち上がっても全身が隠れるサイズで、周囲からの視線を完全に遮ることができます。
素材を決める
パーテーションは素材も様々です。素材の特徴を把握して、自社に合ったものを選びましょう。
クロスタイプ
クロスタイプはパーテーションに最もよく使われる素材です。
カラーの選択肢が豊富にあるため、自社のインテリアやイメージに合ったカラーを選ぶことができます。
木製パネルタイプ
木製パネルタイプは、明るい色の木目はナチュラルな雰囲気をつくり、圧迫感を和らげつつプライバシーを保てます。
また、濃い色の木目は落ち着いた空間づくりにぴったりです。
その他(スチールタイプ・ガラスタイプ・ドアパネルタイプなど)
ガラスパネルやドアパネルを組み合わせることによって、簡易個室をつくることができます。
また、スチールパネルはマグネットで書類などを掲示できて便利です。目的に応じてパーテーションを選ぶと良いでしょう。
オフィスにおすすめ!おしゃれなパーテーション5選
ここでは、オフィスにおすすめのおしゃれなパーテーションを5つ紹介します。
FLEXCELⅡ[フレクセル2]
連結金具を内蔵したシンプルなパーテーションです。
素材のバリエーションが豊富で、クロスやガラス、スチール、木目調などから選べます。
また、カラーやサイズ展開も広く、用途や自社のインテリアに合ったパーテーションを選ぶことができます。
PU/α[ピーユーアルファ]
シンプルでスマートなデザインが特徴のパーテーションです。連結部材を使うことによって様々なレイアウトが可能になります。
高さ違いのパーテーションの連結することができます。
inframe[インフレーム]
曲線でゆるく囲い、居心地の良さを感じさせるリビングテイストのミーティングブースです。
足元の隙間はブース内の圧迫感を軽減し、ブースの外からも中の様子が感じられます。
stripel[ストライプル]
オフィスを開放的に仕切るルーバースクリーンです。
仕切りを設けながら、抜け感のある広々とした空間をつくることができます。
ルーバーにはやわらかさを表現するフエルトを採用しており、リラックスできる空間を演出します。
Manitto[マニット]
空間を遮るのではなく、心地よく囲うことを目的とした軽量のスクリーンです。
温かみのあるニット素材で、ほのかに透ける網目によって圧迫感が軽減されます。
マグネットでつながるタイプのため、誰でも簡単に連結することができます。
おしゃれなパーテーション設置事例
ここでは、おしゃれなパーテーションの設置事例を3つご紹介します。
高円宮記念JFA夢フィールド様
隣席との間にパーテーションを設置することで、集中して業務できるブース席をつくっています。
デスクはL字となっており、机上面を広く使用できます。ヘッドレスト付きのイスを設置することで、より快適な業務が可能です。
モランボン株式会社様
ミーティングスペースのために、足元に隙間のある「インフレーム」を設置しています。
抜け感をもちつつ、集中しやすくプライバシーの保たれた空間となっています。
住友重機械工業株式会社様
集中作業を行うソロワークエリアに「ストライプル」を設置しています。
オープン感を損なうことなく、適度にエリアを仕切っている点が特徴です。
まとめ
パーテーションは、集中できる環境づくりや防音効果など様々なメリットがあります。
デザイン性の高いものも多く、オフィスをおしゃれに仕切れます。
サイズやタイプも複数あるため、目的に合ったパーテーションを選びましょう。
コクヨマーケティング株式会社は、年間25,000件以上の豊富な実績から、お客様の働き方に合わせた空間提案が可能です。
パーテーション選びについても、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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