パーテーション工事費用の注意点は?パーテーションの種類や選び方について解説

パーテーションは大きく「設置型」と「施工型」に分けることができ、選ぶ種類や素材によって費用が大きく異なります。また、オフィスビルの規約(B工事などの工事区分)によっても総額や発注先が変わるため、Webサイト上で一概に具体的な費用を提示しにくいのが実情です。

この記事では、設置型と施工型それぞれのメリット・デメリット、種類や選び方に加え、費用を検討する際の重要なポイントについて解説します。オフィスの目的や用途に合わせた最適なパーテーション選びの参考にしてください。

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設置型パーテーションのメリット

設置型パーテーションとは、工事が不要で簡単に設置や移動ができる置き型の仕切りを指し、例えばデスクトップパネルやローパーテーションなどがあります。設置型パーテーションのメリットについて解説します。

フレクセル2

コクヨ フレクセル2


設置型パーテーションの種類や事例についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。

オフィス用おしゃれなパーテーション5選!メリットや設置事例、選び方もわかりやすく解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

集中できる環境をつくることができる

机上に設置するデスクトップパネルを使うことで、周囲の音や視線を気にせずに集中できる環境をつくることができます。防音素材のデスクトップパネルを選ぶことで、Web会議にも対応ができるでしょう。

フレクセル2

コクヨ フレクセル2

簡易的に場を仕切ることができる

社内向けの打ち合わせブースのように、軽く仕切りたい場合はローパーテーションがおすすめです。また、収納の場所を取らない折りたたみタイプもあるので、目的に応じて選ぶとよいでしょう。

ファミレスブースがあるオフィス

コクヨ フォーレ


個室や半個室ブースの種類や選び方についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。

オフィス個室化で期待できる効果とは?パーティションの種類と選び方も解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

費用をおさえることができる

設置型ローパーテーションは工事期間の日程計画が必要なく、費用をおさえることができます。設置後に工事なしで移設することができるため、レイアウトに応じて変えることができます。但し、レイアウトによっては追加部材が必要になることもあるため、事前に確認するとよいでしょう。

設置型パーテーションのデメリット

設置型パーテーションのデメリットについて解説します。

コミュニケーションがとりづらくなる

例えばデスクトップパネルを設置することで視線をさえぎってしまうため、コミュニケーションがとりづらくなると言われています。また、高さがあるデスクトップパネルを設置すると圧迫感がでてしまいます。

機密性が低い

ローパーテーションは天井まで届かないため、機密性が低いデメリットがあります。音や話声が周囲にもれやすい点に配慮しなければなりません。来客エリアに設置する場合は、情報が漏洩する恐れがあるため、注意しましょう。

施工型パーテーションのメリット

施工型パーテーションは間仕切とも言われ、天井まで高さがある工事を必要とするタイプを指します。どのようなメリットがあるのでしょうか。以下で、解説します。

防音性や遮音性に優れている

施工型パーテーションは防音性や遮音性に優れています。但し、素材や厚みによって遮音性が異なるため、目的にあわせて選ぶとよいでしょう。例えば、役員室や機密性の高い会議を行う場所ではロックウールなどの吸音材をいれると、音漏れを防ぐのに効果的です。設置位置によっては天井設備や消防設備の移設や増設が必要です。また所轄の消防署への届け出も必須になるため、事前に確認しましょう。

パーテーション

施工型パーテーションのデメリット

再利用ができ、防音性や遮音性に優れている施工型パーテーションですが、デメリットもあります。以下で詳しく解説します。

工事期間が必要になる

施工型パーテーションを設置する際には、工事をする期間が必要になります。設置する場所によっては、事前に天井設備や消防設備の移設や増設をしてから、施工型パーテーションの設置になります。事前に工期を確認してスケジュールを立てる必要があります。

ビルの規約(工事区分)により費用が大きく変動する

施工型パーテーションは設置型に比べて費用がかかりますが、最大のポイントはビルの「工事区分」です。

天井や床、ビルの設備(空調・消防)に影響を与える工事の場合、ビル管理会社が指定する業者でしか施工できない「B工事」扱いになるケースが多々あります。B工事になると、借主側が自由に施工業者を選べず、ビルの指定価格となるため、一般の相場よりも費用が高くなる傾向があります。

そのため、施工型パーテーションや造作壁を検討する際は、見積もりを取る前に「どの工事がB工事(ビル指定)になり、どこからがC工事(自社手配)になるか」をビル管理会社へ必ず確認しなければなりません。


オフィスビルの工事区分についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。

オフィス移転の工事区分とは?A工事・B工事・C工事の違いや注意するポイントを解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

施工型パーテーションの種類

施工型パーテーションはさまざまな素材があります。それぞれ特徴について、以下で解説します。

スチールパーテーション

スチールパーテーションは、オフィスで多く利用されています。遮音性や防音性が高いだけでなく、セキュリティ性に優れていることもあり、会議室や休憩室などに適しています。スチールパーテーションはデザインが豊富で、仕切りの上部が空いているランマオープンや一部ガラスなどがあります。

スチールパーティションを使った会議室


パーテーションの種類や設置事例についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。

オフィス用おしゃれなパーテーション8選!メリットや設置事例、選び方もわかりやすく解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

ガラスパーテーション

ガラスパーテーションはガラス製で、デザインの高いものが多くあります。例えば、ガラスを積み重ねる段積みや1枚ガラスなどがあります。役員室などに導入することで開放的な空間にすることができます。プライバシーや情報漏洩が気になる場合は曇りガラスのようなデザインシートを貼るとよいでしょう。但しガラスは、スチールタイプに比べて音を通しやすいため、用途に合わせてダブルガラスなど遮音性に考慮したものを選ぶとよいでしょう。


ガラスパーテーションについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。

ガラスパーティションの特徴は?メリット・デメリットやオフィスへの導入事例など解説 | コラム | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

ガラスパーテーションがあるオフィス

アルミパーテーション

アルミパーテーションはアルミ製で、スチールやガラスに比べて価格が安いです。例えば、倉庫や更衣室などのような社員しか出入りしないバックスペースに採用することで費用を押さえることができます。但し、遮音性が低いため目的に応じて選択するとよいでしょう。

造作壁

軽量鉄骨(LGS)で骨組みを作り、石膏ボードを貼ってクロス(壁紙)や塗装で仕上げる「建築工事」による壁です。パーテーションの「製品」を組み立てるのとは異なり、形状やデザインの自由度が非常に高く、遮音性にも優れています。ただし、工期が2〜3週間程度かかるほか、ビルによってB工事扱いになる可能性が非常に高いため、事前の工事区分確認が必須となります。

オフィスにおけるパーテーションの役割

オフィスにおけるパーテーションには、どのような役割があるのでしょうか。以下で、解説します。

空間や導線をつくる

パーテーションを設置することで、空間や導線をつくることができます。会議室やリフレッシュルームなどのスペースをつくることで社員が快適に働けると言われています。一方で個室を多くつくると開放感の少ないオフィス空間になってしまいます。自社の働き方にあわせてレイアウトを検討するとよいでしょう。

プライバシーを確保する

オフィスには社員が集中して作業できるスペースや、機密性の高い会話をするための空間が必要です。視線を遮ることができるパーテーションはセキュリティ対策に有効と言われています。また、遮音性に考慮した会議室を設置することで安心して機密性の高い会話をすることができるでしょう。

コクヨおすすめのパーテーション

おすすめのパーテーションをご紹介します。

設置型パーテーション

FLEXCELⅡ[フレクセル2]

連結金具を内蔵したシンプルなパーテーションです。
素材のバリエーションが豊富で、クロスやガラス、スチール、木目調などから選べます。
また、カラーやサイズ展開も広く、用途や自社のインテリアに合ったパーテーションを選ぶことができます。

ローパーティションで仕切られた打ち合わせスペース

【製品紹介ページ】フレクセル

fore〔フォーレ〕

音環境に配慮した吸音効果のあるパネルブースです。音漏れが気になるリモート会議なども快適に行える音環境と、多様なブースバリエーションで、思い通りのワークシーンを実現します。

【製品紹介ページ】fore

施工型パーテーション

プランナーウォール21

豊富な仕上げやバリエーション、高いカスタマイズ能力で、幅広い空間づくりが可能です。ホワイトボードシートやクロス貼りなどの表面材や、ガラス連装/横目地タイプやブラインド内蔵など、豊富なバリエーションをご用意しているため、壁を有効に使って機能的な会議室を作りたい 企業の特徴を色などで上手くコーディネートしたい場合などにおすすめです。

PW21

【製品紹介ページ】プランナーウォール21

プランナーウォールVT+

高い加工技術で凹凸を極力なくしたシンプルかつフラットなデザインが特徴の間仕切りです。

【製品紹介ページ】プランナーウォールVT+

パーテーション納入事例

快適なオフィス空間は、パーテーションによってつくられます。ここでは、企業の設置事例をご紹介します。

ガラスパーテーションを採用しつつ、デスクトップパネルを設置し、情報漏洩と風通しのよいオフィスを実現

マツダジャパン株式会社様は、ガラスパーテーションを取り入れたオフィスづくりをされました。他部署から経理担当者の手元を見えにくくするためにデスクトップパネルを設置し、情報漏洩を防いでいます。手元は見えにくくしたものの、お互いの顔が見える風通しのよい空間を実現したため、社員同士の安心感が高まり、コミュニケーションが取りやすい環境となりました。

マツダジャパン株式会社様のオフィス

「顔を合わせる安心感」円滑なコミュニケーションと作業効率向上を目指すオフィス | 納品事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

オフィスに新しい発見やアイデアが生まれる創造拠点としての役割をもたせる

株式会社サクラクレパス様は、研究事務室にガラスパーテーションを設置しました。ガラスパーテーションは光を通すため研究事務室のなかの様子がわかり、空間を仕切りつつもオフィス内を明るく広々とした印象にしています。パーテーションにあるカラフルなクレパス形状の飾りが、さりげないアクセントとしても活用しています。

株式会社サクラクレパスのオフィス

多様な個性や知恵が交わることで新しい力を生み出すオフィス | オフィスレイアウト・デザイン事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

ショールーム併設型オフィスで従業員が夢中で仕事を楽しめる空間を構築

ブラザー販売株式会社様は、応接会議室にガラスパーテーションを設置して、個別の空間をつくりました。ガラスによる開放的な空間の演出や、ブラインドによって機密性が向上することで、打ち合わせの内容に応じて会議室を使い分けられています。同社の会議室の利便性が向上し、従業員が安心して会議を行えるようになりました。

ガラスパーテーション

"At your side."の実現に向け社員が夢中で仕事を楽しめるショールーム併設型オフィス | オフィスレイアウト・デザイン事例 | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

まとめ

パーテーションの設置費用は、選ぶ素材(アルミ・スチール・ガラスなど)だけでなく、「ビルの指定業者による工事(B工事)が必要か」「消防・空調設備の改修が必要か」というオフィスの個別条件によって大きく左右されます。そのため、Web上の一般的な価格表だけで予算を組むのは難しく、事前の現地調査とビル規約の確認が不可欠です。

コクヨマーケティングは豊富な実績から、働き方に合わせた空間を提案します。オフィス移転や移転後のオフィス維持・運用に至るまで、ワンストップのサポートが可能です。コクヨ社員が実際に働くオフィスを体感できる「オフィス見学会」を実施しているので、ぜひご活用ください。

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よくあるご質問

オフィスレイアウトに関して

オフィスの平面図が手元にない

ビル管理を担当している不動産会社が図面を保管している場合がございます。ご確認お願いします。
または室内を実測していただき、簡単な図面を作成の上、アップロードいただいても対応可能です。

既存の家具も持込予定なので、レイアウトに加えてほしい

現在、お使いの家具の品名・サイズ・数量を記載したリストを平面図と同様にアップロードをお願いします。
(例)品名:デスク、サイズ:W1000xD700xH700、数量:2台

電話やメールでレイアウトの相談をしたい

無料レイアウト提案サービスのレイアウト対応はリモートでのご相談に限らせていただいております。電話・メール・訪問による相談には対応しておりません。

すでに他社にレイアウト作成を依頼しているが、他のレイアウトも見たいので、作成してほしい

レイアウトの作成を対応させていただきます。
ただし、個別の状況により、対応をお断りする場合がございます。

ショールームで実際に商品を見てみたい

下記申込予約より予約が可能です。
ショールームご見学申し込み

オフィスのリニューアルに関して

社内のレイアウトを変更したいのですが、現状図がありません

正確なレイアウト設計を行うため、直接現場へお伺いして実測し、現状図を作成いたします。OA機器、サーバー、電話交換機の配線状況や、家具配置の安全性なども考慮した上で、現状図作成から変更図の作成も可能です。

業務を続けながら施工してもらうことは可能ですか?

ご依頼の内容によって異なります。家具の移動や配線工事であれば、業務を続けながら施工を行う事が可能です。
造作やパーティションの解体など、工具の音が大きく、作業スペースが必要な場合は、ビル管理と調整しながら、土日や夜間を利用して安全に施工を行います。お客様ごとに詳細なお打ち合わせをし、最適なスケジュールをご提案いたします。

どのくらいの費用がかかりますか?

リニューアル費用は、オフィスの現状や、お客様の解決すべき課題、目指す働き方によって、大きく異なります。
コクヨマーケティングでは、オフィスづくりのプロフェッショナルがヒアリングや現状調査を行い、家具やICT、内装工事からオフィスの運用方法まで、幅広いご提案をいたします。お見積りは無料で対応しております。お気軽にご相談ください。

フリーアドレスやWEB会議の導入など、新しい働き方の提案も行っていただけますか?

はい。社会の変化やお客様の課題に対して、柔軟に対応できる働き方を様々な角度からご提案いたします。時代の動きに合わせて、これからの新しい働き方を一緒に考えていただけるのが「コクヨライブオフィス」です。コクヨ社員が多様な働き方を実践するオフィスをご案内させていただきます。

詳しくはオフィス見学のページをご確認ください。

各部署の意見を取り入れたリニューアルを行いたいです。何か方法はありますか?

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」によって、社員の意識やオフィス環境の課題の見える化と、優先順位付けが可能です。

各社員に専用WEBページの案内をメールで発信し、任意の期間内で64問の質問に回答して頂く仕組みです。

コクヨマーケティングでは、診断結果をもとにレポートを作成、お客様に合ったプランをご提案いたします。診断は無料です。お気軽にお問合せください。