オフィスの移転やリニューアルは、ワークスペースを最適化する絶好のチャンスです。なかでも毎日使う「オフィスデスク」のサイズ選びは、社員の集中力や業務効率、さらにはオフィス全体の動線をも左右する重要な要素。本記事では、失敗しないオフィスデスクの種類や標準サイズや、スペースを有効活用するための選び方のポイントを徹底解説します。
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オフィスデスクのサイズを選ぶ際のポイント
オフィスデスクのサイズは、働き方や業務内容に合ったものを選ぶことが非常に大切です。
以下では、オフィスデスクのサイズを選ぶ際のポイントを3つ紹介いたします。

オフィススペースの大きさや必要な台数を確認
まずは、デスクを配置するスペース全体の広さを把握しましょう。
デスクが大きすぎると、通路が狭まり動線が悪くなるだけでなく、ワーカー同士の距離が近すぎて圧迫感を与えてしまいます。
最適なサイズと台数を決めるためには、以下のポイントを複合的に考慮することが重要です。
- 利用するワーカーの人数と業務内容(PC作業メインか、書類を広げるかなど)
- 将来的な人員の増減予測
これらを事前に洗い出すことで、限られたスペースを最大限に活かすレイアウトが見えてきます。
働き方に合わせたデスクレイアウトについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
オフィスの通路幅についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
作業内容に合ったサイズを選ぶ
デスクのサイズを選定する際は、まず「そこでどんな作業が行われるか」を具体的にイメージしてみましょう。大判の資料を広げる、複数のモニターを並べるといった作業には、それに応じた広さの天板が必要です。

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一方で、従来の「書類を保管するために大きな両袖机を選ぶ」という固定観念は、オフィス刷新を機に変えられるかもしれません。ペーパーレス化を同時に推進すれば、必要なデスク面積を削減し、生まれた余白をリフレッシュスペースなどに有効活用することもできます。デスクサイズの検討は、単なる備品選びではなく、業務効率化やデジタル化を加速させる一歩になりえます。
オフィスのペーパーレス化についてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
将来的なレイアウト変更も考慮
急激な社会の変化にともない、オフィスにもかつてないほどの柔軟性が求められるようになりました。
今後、事業拡大による人員増加や、プロジェクトごとのチーム編成など、オフィスの最適なカタチは常に変わり続けます。そこでおすすめなのが、レイアウト変更に強いデスク選びです。
単体での移動が容易なデスクや、キャスター付きの機動力があるタイプを選んでおけば、オフィスの「今」に必要なレイアウトへ、最小限の手間でスイッチすることが可能になります。
組織変更に柔軟に対応するユニバーサルレイアウトについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
オフィスデスクのサイズに関する基礎知識
デスクサイズは「幅(W)」「奥行(D)」「高さ(H)」の3辺で表します。また、ほとんどの場合、単位はmm(ミリメートル)で表されます。
- 幅 (W) wide
- 奥行(D)depth
- 高さ(H)height
【オフィスデスクサイズ(W:幅)】
一般的なオフィスデスクの幅を、大きく4つに分けて紹介いたします。
幅1000mm(100cm):省スペースなコンパクトサイズ
オフィスの設置面積を抑え、席数を多く確保したい場合に重宝するサイズです。ノートPC1台で完結するタスクや、在席時間の短い営業メンバーのワークスペースに向いています。
一方で、紙の資料を頻繁に参照する業務や、据え置き型の大きな機材を置くには手狭になるため、職種や業務内容を見極めて割り当てるのがポイントです。

幅1200mm(120cm):一番人気のスタンダードサイズ
オフィスデスクの中で最も人気が高く、標準的なサイズです。デスクトップPCやビジネスフォンを配置しても天板にゆとりがあり、書類を広げながら行う事務作業もスムーズにこなせます。
もし「1000mmでは物足りないけれど、1200mmだと少し大きすぎる」といった場合は、幅1100mm(110cm)という選択肢もおすすめです。設置スペースと作業性のベストなバランスを見つけられます。


幅1400mm(140cm):クリエイティブ職や管理職に最適な広さ
高い生産性と豊富な収納力を求めるスペースに最適なサイズです。例えば、マルチディスプレイ環境に加えて資料を多く広げる設計・開発・デザインなどのクリエイティブ職や、扱う書類が多い管理職のデスクとして推奨されます。
さらに、足元の両側に収納ワゴンを格納しても、中央に大人がゆったり座れる幅が残るのがこのサイズ(1400mm以上)の強み。「デスクの上がいつも書類で溢れてしまう」「収納力も作業スペースも妥協したくない」というオフィス環境におすすめです。

幅1500mm(150cm)~:エグゼクティブや専門職向けのハイエンドサイズ
一般的なオフィス空間のなかでも、ひときわ存在感を放つ大型サイズです。そのゆとりと風格から、主に役員クラスやマネジメント層のデスクとして選ばれるケースが多く見られます。
機能面においても、大型の特殊PCや周辺機器を複数配置したり、マルチモニター環境を構築したりするような専門的な業務に最適です。1500mm以上のサイズを選ぶことで、機材にスペースを圧迫されることなく、常に快適で生産性の高いワークスペースを維持できます。


【オフィスデスクサイズ(D:奥行)】
オフィスデスクの奥行は、大きく分けて4種類です。それぞれのサイズの特徴を解説します。
奥行600mm(60cm)
従来の標準的なデスクと比べると、少し浅めの奥行きです。一見「狭いのでは?」と思われがちですが、モニターの薄型化やノートPC中心の働き方が増えた現代においては、十分に実用的なサイズ感となっています。
このスリムな奥行きを選ぶ最大のメリットは、オフィス空間の効率化です。デスクエリアの面積を削減することで、通路を広げて動線をスムーズにしたり、新たにオープンミーティングスペースやリフレッシュエリアを設けたりといった、柔軟なレイアウト設計が可能になります。

奥行き600mmタイプのデスクのレイアウトは、同数の席を確保しながら『ゆとり空間』を生み出します。

奥行700mm(70cm)・750mm(75cm)
多くのオフィスで採用されている、最も人気の高い奥行きです。なかでも「奥行700mm」はオフィスの標準仕様と言えるサイズです。PCを設置した状態でも手元にゆとりが生まれるため、画面を見ながら書類に目を通すような複合的な業務もスムーズにこなせます。
一方、さらにひと回り深い「奥行750mm」は、デスク上に資料や書籍を常時立てて保管したいワーカーに最適です。ただし、前後のボリュームが増すぶん、コンパクトさにはやや欠けるため、オフィス全体のレイアウトとのバランスを考慮して選ぶのがポイントです。

【オフィスデスクサイズ(H:高さ)】
オフィスデスクの高さについて解説します。
高さ720mm(72cm)|高さ700mm(70cm)
現在、国内のオフィスデスクで最もスタンダードとされている高さです。これは近年の日本人の平均身長の変化や、パソコン作業時の快適性を考慮して導き出された寸法であり、一般社団法人 日本オフィス家具協会(JOIFA)の指針でも推奨されています。
海外製のデスクには750mmや800mmといった高めの設計も多く見られますが、日本人の体型においては、740mmを超えると高いと感じる人が増える傾向にあります。そのため、基本的にはこの720mmを基準とし、導入の際は社員の体型や実際の座り心地に合わせて選定するのが理想的です。

サイズ以外のデスク選びのポイントと主なオフィスデスクタイプを紹介
デスク選定では、サイズに加えて、オフィスのコンセプトに合ったデザインやカラーを選ぶことも大切です。オフィスデスクにはさまざまな形状があり、それぞれに適したワークスタイルが異なります。以下に代表的なデスクタイプを解説しますので、自社のレイアウトや業務内容にマッチする1台を選ぶヒントにしてください。

平机(平デスク)
平机は、シンプルなタイプのオフィスデスクです。
収納がついておらず、すっきりとした見た目です。固定席でもフリーアドレスでも使う事ができます。
レイアウトを頻繁に変える場合は、キャスターが付いているタイプが便利です。
収納スペースが必要だったり、荷物が多かったりする場合は、別途ワゴンなどの収納機能を用意する必要があります。


ロングデスク
平デスクの仲間で、幅が広く1つのデスクを複数人で使うことが前提でつくられています。
例えば、幅3600のロングデスクを3人(1人あたり1200mm)で使っていたところ、
1人増えて4人(1人あたり900mm)で使うなど、増員にも簡単に対応できるのがロングデスクの特徴です。

袖机(片袖デスク・両袖デスク)
袖机とは、左右どちらか、あるいは両方に収納が付いているタイプのオフィスデスクです。
事務机と聞くと、一般的に思い浮かぶのがこのタイプです。個人の書類や用具を収納することができます。
その一方で、座る位置が固定されるため、フリーアドレスには不向きです。
デスクを動かすためには一度収納の中のものを出す必要があるため、組織変更にもやや時間がかかります。

L字デスク
L字デスクとは、名前の通り机上面がL字型のデスクです。
モニターを複数設置したり、大き目の資料や図面を広げたりする必要にある仕事に適しています。
個人の収納スペースが多めに必要な職種にもおすすめです。
袖机と同じように、レイアウト変更はしづらいデスクのタイプでもあります。

姿勢を変えるデスク
デスクワーク時、疲れにくい姿勢に導くタイプや業務やモードに合わせ天板高さを変えて立ったり座ったりして使えるタイプがあります。

働き方に合わせたおすすめデスクタイプの例
デスクタイプは働き方に合わせて選ぶと良いでしょう。ここでは、業務内容に適したデスクタイプを紹介します。
パソコンや書類を扱いやすいデスク
書類を広げながらパソコン作業を行う場合は、デスクの幅や奥行に余裕を持たせると良いでしょう。
特に個人の書類が多い業務であれば、作業スペースと収納スペースが確保できるデスクが適しています。

フリーアドレスやオープンスペースに適したデスク
フリーアドレス席や誰でも利用できるオープンスペースの場合は、個人収納が不要なため、シンプルな平机がおすすめです。キャスタータイプのデスクを選ぶと、簡単にレイアウト変更を行う事もできます。

フリーアドレスにおすすめのデスクについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
会議室での使用に適したデスク
会議などに使用するデスクも平机が向いています。その中でも、軽量タイプや折りたたみ式、キャスター付きなど、移動させやすいものならレイアウトを変えやすく、会議以外にもワークショップや社内イベントなどに使う事ができます。会議テーブルの場合、オフィスデスクよりも1人あたりの机上面積は小さく、幅600~900mm、奥行450~600mm程度が一般的です。
ミーティングテーブル

会議テーブル

会議室のレイアウトやおすすめのデスクについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
コクヨおすすめのデスク
おすすめのデスクをご紹介します。
SENTIR(センティア)
オフィスの雰囲気を刷新したい。そんな時におすすめなのが、コクヨのワークテーブル「SENTIR(センティア)」です。

最大の特徴は、天板や脚の素材・形状を自在に選べる「2,000通りを超える組み合わせ」。コクヨの新技術「クラフテック技術」により、工業製品の枠を超えたシームレスで洗練された美しさと、圧倒的な選択肢を両立しています。

さらに、デスクまわりをファッション感覚で着せ替えられる「フリースクリーン」や、スマートな配線機能、広々とした足元空間など、高い機能性も追求したデスクです。
WorkVistaLight(ワークヴィスタライト)
ソロワークから活発な交流まで、オフィスの多様な働き方を支えるコクヨのワークテーブル「WorkVistaLight(ワークヴィスタライト)」。

最大の特徴は、時代の変化に合わせて「アップデートできる」ロングライフ設計です。既存の「WorkVista」シリーズと部材の互換性があり、既存のデスクを交流型の両面テーブルやハイカウンターへ組み換え可能。天板カバーを載せるだけで手軽にデザインを一新できます。
さらに、抜け感のある脚デザインや柔らかなカラー、植栽や照明を組み合わせられる豊富なオプションにより、リビングライクで心地よい空間を演出。長く使えて、常に最適なオフィスへと進化させられる一台です。
SAIBI(サイビ)
洗練された美しさと高い機能性が融合した、コクヨのハイグレードワークステーション「SAIBI(サイビ)」。

最大の特徴は、ディティールまでこだわり抜いた圧倒的な「造形美」です。アルミダイカストならではの上質な脚部がデスクに浮遊感をもたらし、オフィスにワンランク上の風格を与えます。本物の木に近い質感の天板や、ノイズレスに配線を内包する設計など、細部まで美しさを追求。
さらに、執務空間から会議室、役員室までトータルコーディネートできる豊富なラインアップも魅力です。
Opt(オプト)
働き方の変化に柔軟に対応し、空間に心地よく溶け込むコクヨのマルチテーブル「Opt(オプト)」。

最大の特徴は、天板中央に設けた「24mmのスリット」です。電源コンセントやデスクトップパネル、モニタースタンドなどの豊富なオプションをこの隙間にすっきりと集約。これにより、ワークに必要な機能性を維持しながら、広々とした作業スペースを確保できます。


配線は脚内に収まる設計で、足元もノイズレス。さらに、美しく並べられるスマートなキャスター付きで、レイアウト変更も簡単です。集中ワークからグループでの交流まで、オフィスの今とこれからを支える快適な一台です。
iSデスクシステム(アイエスデスクシステム)
オフィスに求められる機能性を徹底的に追求した、コクヨの定番デスクシステム「iSデスクシステム(アイエスデスクシステム)」。

最大の特徴は、圧倒的な「収納力」と「配線処理のしやすさ」です。大容量のコードダクトを標準装備し、乱雑になりがちなケーブル類をすっきりと収納。さらに、デスクの天板面を最大限に広く使えるよう、使い勝手を考慮した多彩な引き出しやワゴンなどの収納オプションが充実しています。
シンプルで無駄のないデザインは、どんなオフィス空間にも美しく調和。使いやすさと心地よさを両立し、毎日のデスクワークをより快適に、効率的に支えてくれる信頼の一台です。
まとめ
オフィスデスクは、業務内容や目指したい働き方に合わせて選ぶことが重要です。
コクヨマーケティング株式会社では、豊富な実績から、お客様に最適な空間提案を行っています。
コクヨ社員が実際に働くオフィスを体感できる「オフィス見学会」も実施しておりますので、
デスクを実際に見たり触ったりしながらご検討頂けます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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