社内コミュニケーションを活性化させるアイデアとは|3社の取り組み事例も紹介

社内コミュニケーションを活性化できれば、企業にとってさまざまなメリットがあります。しかし、社内コミュニケーションについて、何らかの課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。
この記事では、社内コミュニケーションの活性化を目指す企業の担当者の方に向けて、コミュニケーションの重要性や具体的なアイデア、企業の取り組み事例について解説します。ぜひご参考ください。

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社内コミュニケーションを活性化させるアイデアはさまざま

社内コミュニケーションの課題は企業によってさまざまであり、それぞれ最適な施策は異なります。課題を考慮したうえで施策を選び、社内コミュニケーションの活性化をスムーズに進めましょう。具体的なアイデアについては後述するため、そちらも参考にしてください。

そもそも社内コミュニケーションとは

社内コミュニケーションとは、社員同士の情報交換や情報共有などを表しています。部門内や組織を横断した業務中のやり取りだけでなく、業務外で発生する日々のコミュニケーションや上司と部下の信頼関係も社内コミュニケーションに含まれると考えられています。社内コミュニケーションの活性化に成功すれば、業務も円滑に進めやすくなるでしょう。

社内コミュニケーションが重要な理由

社内コミュニケーションが重要な理由は、仕事は1人で完結するものではなく、さまざま部門のメンバーと連携するなど、情報をスムーズにやり取りする必要があるからです。コミュニケーションが円滑になれば、業務効率化や生産性向上にもつながります。さらに、良い関係性が構築できれば、社員にとっての働きやすさや満足度も向上する可能性があります。

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社内コミュニケーションに悩む企業は多い

社内コミュニケーションの活性化は簡単ではなく、悩んでいる企業も多い状況です。もともとコミュニケーションが希薄な社風の企業も存在します。また、感染症の流行や働き方改革の推進により労働環境が変化しているなかでは、どのようにコミュニケーションをとればいいか悩む場面も増えています。ITツールの導入も進み、テレワークが浸透した結果、直接対面してやり取りする機会が減っている企業も少なくありません。

社内コミュニケーションを活性化させるメリット

社内コミュニケーションを活性化させると、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に解説します。

社員のモチベーションの向上

社内コミュニケーションが活発であれば、社員が自分の意見を積極的に話せる企業風土につながります。それにより、能動的に業務に取り組みやすくなり、仕事に対するやりがいやモチベーションがアップする可能性が高くなります。コミュニケーションが取れると、社員の性格や特徴も把握しやすく、社員の希望や長所にあわせた人員配置も実現しやすくなるでしょう。

生産性向上

社員のモチベーションが高まると、生産性の向上にもつながります。また、常にコミュニケーションがとれる状態になっていると、情報共有もスムーズになります。業務分担もしやすくなり、社員にとって効率的な働き方が実現可能です。また、社内コミュニケーションが活発になると、たとえばリフレッシュ中の何気ない会話から新しいアイデアが生み出される可能性も高まります。

離職率の低下

社内コミュニケーションが活性化した場合、良好な人間関係も築きやすくなります。
厚生労働省の調査「平成30年若年者雇用実態調査の概況」によると、初めて勤務した会社をやめた主な理由では「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」の 30.3%に次いで、「人間関係がよくなかった」が 26.9%となっています。普段から社員同士がしっかりコミュニケーションをとれる状況であれば、人間関係の悩みも少なくなるため、離職率の低下を期待できます。

参照:平成30年若年者雇用実態調査の概況|厚生労働省(外部リンク)

社内コミュニケーションを活性化させるアイデア

社内コミュニケーションを活性化させるためのアイデアとしては、さまざまなものがあります。具体的なアイデアを紹介します。

フリーアドレス制

フリーアドレス制とは、フリーアドレス制とは、社員の席を固定せず、好きな席に座って作業できるようにするワークスタイルのことです。偶発的にさまざまな人と関わる機会が生まれるため、社内コミュニケーションの活性化に役立ちます。業務上での関わりが少ない相手と話すきっかけにもなります。役職や部門の垣根を超えて社内コミュニケーションを活性化させたい企業におすすめです。

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フリーアドレスを採用したオフィス

リフレッシュスペースの確保

社内にリフレッシュスペースを設ければ、リラックスした状態での社員同士のコミュニケーションを促進できます。食事をしたりコーヒーを飲んだりしながら会話できるため、自然にさまざまな会話が生まれるでしょう。なかには、お酒を飲めるスペースを設けている企業もあります。所属先にこだわらずフラットなコミュニケーションを促し、社員の一体感を強めたい場合に適しています。

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リフレッシュスペースがあるオフィス

ミーティングスペースの確保

会議室だけでなく、気軽なミーティングに活用できるスペースも設けると、社員同士の交流も活発になります。執務スペースの近くに設置すれば、立ち話の延長のような感覚で短時間の意見交換ができます。ブレーンストーミングや簡易的な会議で社内コミュニケーションを促進したい企業は、ミーティングスペースを確保しましょう。

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ファミレスブースがあるオフィス

コミュニケーションツールの活用

拠点が複数にわかれている企業や、在宅勤務をはじめとする多様な働き方を導入している企業は、コミュニケーションツールも有効活用しましょう。たとえば、チャットツールや社内SNSなどを導入すると、電話やメールに比べて気軽にコミュニケーションをとれるようになります。特に社内SNSは双方向のコミュニケーションがとりやすいため、おすすめです。

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スマホを使って仕事をしている人

社内イベント

社内コミュニケーションを活性化するためには、社内イベントを開催するのもひとつの方法です。社員同士が直接触れ合う機会ができるため、親睦を深める効果を期待できます。目的を決め、それにあわせて社内イベントを企画するとより効果的です。社内イベントの目的としては、たとえば、ビジョンの共有やモチベーションの向上などがあげられます。

社内サークル・部活

社内サークルや部活は、同じ趣味や特技をもつ社員同士が集まって取り組む活動です。役職や部署の垣根を超えて集まるため、普段はなかなか交流できない相手ともコミュニケーションをとれます。フラットな社風を目指している場合や社員満足度を向上させたい場合などに効果的です。

社内コミュニケーション活性化に取り組む企業事例

株式会社バンダイナムコエンターテインメント様

株式会社バンダイナムコエンターテインメント様は、部署の垣根を超えたコミュニケーションに課題をもっていました。ラウンジや多目的スペースを設け、「共創空間」としてさまざまな社員が気軽に交流できる環境を構築しています。ドリンクスペースもあるため自然に人が集まり、交流につながっています。

人×知識×アイデア×アソビが交わる共創空間 | お客様インタビュー | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

バンダイナムコエンターテインメント様のオフィス事例

株式会社トータテハウジング様

株式会社トータテハウジング様は、他部署の社員同士のコミュニケーションを促進するため、空間のつながりを意識した執務スペースを構築しました。フリーアドレス制も導入し、社内のさまざまな人と気軽にコミュニケーションがとれる環境を整備しています。着実に交流が増えており、業務効率化にもつながっています。

真のコミュニケーションズカンパニーを目指して | お客様インタビュー | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

株式会社トータテハウジング様のオフィス事例

モランボン株式会社様

モランボン株式会社様は、企画、営業、開発の各部門のコミュニケーションを活発にする目的でオフィスをリニューアルしています。執務スペースがある2階と3階を吹き抜けでつなぎ、気軽にやり取りしやすい雰囲気を作りました。フリーアドレス制も導入し、部門を超えたコミュニケーションが増えています。

クライアントとの関係強化と社員同士のコミュニケーション活性化を目指し、新しい働き方に挑戦 | お客様インタビュー | オフィス移転・レイアウト・デザイン | コクヨマーケティング

モランボン株式会社様のオフィス事例

まとめ

社内コミュニケーションを活性化すると、さまざまなメリットを得られます。課題にあわせたアイデアを実践し、社内コミュニケーションの促進を目指しましょう。

コクヨマーケティングは、オフィスの移転やリニューアルについてワンストップでサポート可能です。年間25,000件以上の豊富な実績があり、それぞれの企業に最適な空間を提案しています。また、コクヨ従業員が働くオフィスを体感できる「オフィス見学会」を実施中です。社内コミュニケーションを活性化するためのオフィスづくりについて、ぜひお気軽にご相談ください。

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よくあるご質問

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロに関して

申し込みから診断レポート発行までどれくらいかかりますか

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」はお申し込みから診断レポートのご提出まで約3~4週間が目安となります。

何名から実施可能ですか

上限下限ともに、人数の制限はございません。

属性別での分析は可能ですか

年齢・役職・性別・職種など、属性別での分析は可能です。詳細はお申し込み時にお問合せください。

インターネット環境がないのですが、実施できますか

紙での実施も可能です。詳細はお申し込み時にお問合せください。

実施する単位は会社単位ですか

各事業所単位での実施をおすすめしています。

各人が回答したアンケート結果は確認できますか

個人は特定できないようにしています。

日本語以外でも対応可能ですか

紙での実施に限り、英語対応が可能です。

回答期間中に回答済みの人数を教えていただけますか

回答期間中に何名様がご回答されたか、把握することが可能です。
問合せいただけますと、弊社担当者より回答させていただきます。

報告書はどのようなファイル形式でいただけますか

PDF形式にてお渡しさせていただきます。

回答期間は変更できますか

回答期間の初期設定はURL発行後1ヵ月ですが、回答期限は自由に変更いただけます。

オフィスのリニューアルに関して

社内のレイアウトを変更したいのですが、現状図がありません

正確なレイアウト設計を行うため、直接現場へお伺いして実測し、現状図を作成いたします。OA機器、サーバー、電話交換機の配線状況や、家具配置の安全性なども考慮した上で、現状図作成から変更図の作成も可能です。

業務を続けながら施工してもらうことは可能ですか?

ご依頼の内容によって異なります。家具の移動や配線工事であれば、業務を続けながら施工を行う事が可能です。
造作やパーティションの解体など、工具の音が大きく、作業スペースが必要な場合は、ビル管理と調整しながら、土日や夜間を利用して安全に施工を行います。お客様ごとに詳細なお打ち合わせをし、最適なスケジュールをご提案いたします。

どのくらいの費用がかかりますか?

リニューアル費用は、オフィスの現状や、お客様の解決すべき課題、目指す働き方によって、大きく異なります。
コクヨマーケティングでは、オフィスづくりのプロフェッショナルがヒアリングや現状調査を行い、家具やICT、内装工事からオフィスの運用方法まで、幅広いご提案をいたします。お見積りは無料で対応しております。お気軽にご相談ください。

フリーアドレスやWEB会議の導入など、新しい働き方の提案も行っていただけますか?

はい。社会の変化やお客様の課題に対して、柔軟に対応できる働き方を様々な角度からご提案いたします。時代の動きに合わせて、これからの新しい働き方を一緒に考えていただけるのが「コクヨライブオフィス」です。コクヨ社員が多様な働き方を実践するオフィスをご案内させていただきます。

詳しくはオフィス見学のページをご確認ください。

各部署の意見を取り入れたリニューアルを行いたいです。何か方法はありますか?

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」によって、社員の意識やオフィス環境の課題の見える化と、優先順位付けが可能です。

各社員に専用WEBページの案内をメールで発信し、任意の期間内で64問の質問に回答して頂く仕組みです。

コクヨマーケティングでは、診断結果をもとにレポートを作成、お客様に合ったプランをご提案いたします。診断は無料です。お気軽にお問合せください。