1.オフィスのインテリアとは

オフィスのインテリアは、オフィス家具だけでなく、壁紙・床材・照明など様々なものが挙げられます。
従来は、業務を進めるために必要な要素を備えていることが重視されていました。
しかし、近年はそれに加えてデザイン性にも注目する傾向が強まっています。
実用性と快適性の備わった、おしゃれなインテリアを選ぶと良いでしょう。
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2.オフィスのインテリアにこだわるメリット
オフィスのインテリアにこだわると、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に解説します。 【関連コラム】オフィスラウンジとは?設置による6つのメリットや導入事例など紹介 【関連コラム】オフィスにカフェスペースを!働き方を変えるオフィスカフェの活用方法・作り方をご紹介 【関連コラム】オフィスエントランスが企業イメージを左右する|設計のポイントや注意点などを紹介
・生産性が向上する
目的に合わせてオフィスのインテリアにこだわる事で、生産性を向上させることができます。
例えば一般的な執務スペースだけでなく、より集中して業務に取り組めるスペースやリラックスできるラウンジなど、イ
ンテリアを工夫することでメリハリを付けながら仕事に取り組むことができます。
また、業務内容や気分に合わせて好きな席が選べる環境を整備することで社員のモチベーションが上がり、
会社全体の生産性の向上も期待されます。
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・コミュニケーションが取りやすくなる
社員の動線や目線の高さなどを考慮してオフィスのインテリアを選ぶと、コミュニケーションの促進に繋がります。
気軽に打ち合わせのできるオープンなミーティングスペースや、
所属部署を問わず誰もが利用できるカフェスペースを設ければ、
普段の業務で関わらない社員同士のコミュニケーションも生まれやすくなるでしょう。
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・会社全体のイメージアップになる
オフィスのインテリアにこだわっている会社は、来客時に良いイメージを持ってもらえる可能性が高いです。
イメージアップに成功すれば、商談や打ち合わせがスムーズに進んだり、
採用活動においても多くの人材から注目されやすくなる可能性が高まります。
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3.オフィスのインテリア選び3つのコツ
オフィスのインテリアを選ぶときは、あらゆることを意識する必要があります。 【関連コラム】オフィス内装の壁紙|基本の選び方からおしゃれなオフィスにするポイントまで紹介 【関連コラム】オフィスの床がもたらす役割とは?張替時の注意点や事例など、選び方と合わせてご紹介 【関連コラム】オフィスデスクはサイズ選びが重要|それぞれのサイズの特徴や選ぶ際の注意点など解説 【関連コラム】狭いオフィスを改善しませんか?狭さを改善するアイデアやレイアウトの注意点など解説 【関連コラム】フリーアドレスデスクの選び方。種類や特徴、デスクを選ぶ前に検討すべき2つのポイントを徹底解説 【関連コラム】オフィスにWEB会議や個人ワークに役立つ「集中ブース」を導入|設置方法や注意点を紹介
ここでは、具体的な3つのコツを解説します。
・「コンセプト」を決める
まずはオフィスのコンセプトを決めましょう。
オフィスのイメージはシック・モダン・カジュアルなど企業によって異なるため、空間に合うコンセプトを意識してください。
特に色は心理的効果が高く、業務内容によって使い分けたり、ゾーニングに利用したりするのも良いでしょう。
企業のロゴに合わせてコンセプトカラーを決定するのも1つの方法です。・オフィスの規模に合わせる
オフィスの規模によって、設置できるインテリアは異なります。
オフィス家具やアイテムのサイズを事前にチェックし、実際に設置できるか確認しましょう。
ただし、オフィス家具はなるべく余裕を持って設置してください。
インテリアが動線を圧迫しないよう、ある程度の余白も確保することが大切です。
逆に、これまで使っていなかった窓際・壁際などの余ったスペースを有効活用できるケースもあります。 ・「働き方」に合わせて選ぶ
オフィスでの社員の働き方によっても、設置すべきインテリアは異なります。
例えば、事務作業と外回りのどちらが多いかによって、必要なオフィス家具は異なります。
業務内容に合わせてデスクの大きさや収納スペースの広さを決定してください。
固定席を設けるか、フリーアドレス制を導入するかについても検討が必要です。
また、WEB会議が多い場合は、周りの音を気にせず集中できるブースの導入がおすすめです。
4.オフィスインテリアのおすすめアイテム
ここでは、インテリアとして取り入れたいおすすめのアイテムを紹介します。 【関連コラム】オフィス緑化がもたらす効果・メリットとは?取り入れ方の事例も紹介 【関連コラム】オフィス照明はどう選ぶ?選ぶ際の重要ポイントや器具の種類など紹介
・グリーンアイテム
オフィスには、観葉植物やフラワーボックスなどを取り入れるのもおすすめです。
グリーンアイテムがあると、仕事のストレスや視覚疲労をやわらげる効果が期待できます。
また、グリーンアイテムを上手に配置することによって、さりげなく空間を仕切る役割も果たせます。・床材
カーペットの色や柄など、床材を変える事によって、オフィスの印象は大きく変わります。
例えば執務エリアの床は業務に集中するために寒色を、休憩エリアはリラックスできるよう木目にするなど、
目的に合わせるとメリハリをつけることもできます。小上がりのスペースやラグを敷くことによって、
間仕切りやパーテーションを設置せずとも、効果的にエリア分けする事も可能です。
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照明選びも、インテリアには欠かせないポイントの1つです。
一般的なシーリングライト以外に、天井に埋め込むダウンライトや、
空間のアクセントとして有効なペンダントライトなど、照明器具は多種多様です。
オフィスの広さや目的に合った照明を選ぶ事が大切です。
5.インテリアにこだわったオフィスの事例
最後に、実用性や快適性も兼ね備えた、インテリアにこだわりのあるオフィスをご紹介します。 アースカラーのオフィス家具を選ぶ事によって、オフィス全体がナチュラルで明るく見えます。 3階の窓に面した明るいエリアは、気軽に利用できるオープンなミーティングスペースになっています。 黒を基調とした家具をメインに選んでいますが、部分的に木目調やペンダントライト、
【日本軽金属グループ様】
日本軽金属グループ様のオフィスではフリーアドレスを導入し、すべての席を自由に選ぶ事ができます。
ジグザグ型のデスク配置によって人の動きを誘導し、これまでになかった交流も生まれやすくなりました。
また、観葉植物を多く取り入れたり、異なる床材を組み合わせたりなど、過ごしやすい空間づくりのための様々な工夫も施されています。【ピー・シー・エー株式会社様】
ピー・シー・エー株式会社様はリニューアルに伴ってフリーアドレスを導入し、
フロアによってそれぞれのテーマを持たせています。
5階は自然の中で仕事をしているような空間を演出し、自由な発想やカジュアルなコミュニケーションを促進しています。
また、少し離れた場所には個人で効率的に業務を行うため、大型モニターや機能性の高いチェアを取り入れた集中エリアをつくりました。【株式会社トータテハウジング様】
株式会社トータテハウジング様は、2階に打ち合わせスペースやショールーム、3階にオフィスを設けています。
執務スペースは、社員同士のコミュニケーション促進を目的にフリーアドレスを導入。
仕切りの無いオープンな空間のため、執務スペース全体を見渡す事ができます。
グリーンなどを取り入れる事によって、シックになりすぎず、リラックスして仕事を行うことのできる空間となっています。
6.まとめ
オフィスのインテリアは、社員にとって働きやすい環境を整えるための大切な要素です。
目的に合わせてインテリアを選ぶ事で、従来以上に効率的に業務をこなし、いきいきと働く事ができます。
コクヨマーケティングは、年間25,000件以上の企業に対して最適なオフィス空間を提案しています。
オフィス移転だけでなく、移転後の運用についてもワンストップでサポート可能です。
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